他人の話を最後まで聞け!~自分の作業を中断して他人の話に耳を傾けるということの大切さ~ | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

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学校の補習、高校受験・大学受験、推薦・AO入試対策等、家庭教師としての活動記録です。

ここ最近、生徒の態度で非常に気なっている点があります。

たとえば、生徒が間違った答を書いたので、
正しい答の導き方を僕が説明するとします。

「ここは●●で▲▲だから、■■を使って……」

その説明の最中に生徒が声を上げます。

「あっ、解けた!」


そして、解答欄に答を書き込もうとします。

このタイプの生徒に対して、僕は激怒しますむかっむかっむかっ

「『解けた!』じゃねえよ!
どうして僕の話を最後まで聞かねえんだよ!?」


家庭教師を依頼してくる生徒の多くは、
「他人の話を最後まで聞けない」
という非常に厄介な問題を抱えていますむっ

このタイプの生徒は、
僕が理由も含めて解法を説明しているのに、
問題を解く上で必要な箇所だけ聞いたら、
他の説明は無視して自分の作業を始めます

それも、僕に一切の断りもなく、です。

もちろん、「説明が長い」「つまらない」等、
生徒の側の言い分があるのも理解しています。

そういう生徒の要望に応えるべく、
「説明は短く簡潔に」ということも
教育業界ではしばしば言われます。

しかし、問題の本質を考えたとき、
指導者の側が生徒に阿るのは果たして正しいのか?

大人が子どもに合わせるのではなく、
子どもが大人に合わせることが大切だ!


僕は常日頃このように考えていますむっ

これは「僕の話を聞け!」というよりも、
「学校の先生や保護者等、
他人の話を最後まで聞け!」

ということを意味しています。

先生や保護者の話が
どんなに長かろうと詰まらなかろうと、
それを最後まで聞く姿勢が大切なのですひらめき電球

こういう姿勢が身に付いていない生徒は、
学校の授業でも先生の話を無視してボーっとします。
大事な箇所を聞き逃して勝手に混乱した挙句、
「あの先生は分かりにくい!」と文句をつけ始めますむっ

先生の話が分かりにくいのではなく、
そもそも先生の話を聞いていないから
何もかもが分からなくなってしまうのです。

また、このタイプの生徒が言う
「分かった」も当てになりません注意

僕が「分かったの?」と聞いて、
生徒が「分かりました」と応えます。
そこで僕は生徒に言います。

「じゃあ、今僕が言ったことを説明して」

そうすると、生徒は、
僕が言ったこととは全く違うことを言います。
話をしっかり聞いていないからこうなるのです。

他人の話を最後まで聞けないというのは、
自己中心的な性格の表れでもあります。

とりあえず自分の作業を中断して
他人の話に耳を傾けるということができないのです。
これが、成績が低迷する原因でもありますひらめき電球

他人の話の聞き方を生徒に身に付けさせることがとても大切です。