前回 に引き続き、
妖怪さんぽ文京区編第2回
次なる目的地は日輪寺です。
日輪寺には甘酒婆地蔵があります
甘酒ですよ、甘酒!!
ガチャピンさんが
「甘酒飲みたい~
自宅ならキンキンに
冷えた甘酒があるのに~」
とずっと言っていました(笑)
そんな甘酒婆とご対面~↓
このお婆さん、妖怪や神様の類ではありません。
近くで甘酒を売っていたお婆さんだそうです
自らもひどい咳に悩まされ、
「死後に咳の神となって同じ病気の子供たちを救う」
と言って果てため、この地に祀られることに……
婆=咳の神というのは、
以前の妖怪さんぽ でもテーマになりましたね。
このときは、「綿の婆さん」や奪衣婆でしたが、
甘酒婆もそんなババア妖怪と関連があるのか?
ちなみに、甘酒婆という妖怪は他にも存在します。
こちらは咳を直す神ではなく疫病神で、
「甘酒はないか?」といってやって来たとか……
(詳細は、wikipedia をご覧ください)
かつて甘酒は棒手売が売っていました。
真夏の炎天下、甘酒売りがやって来て、
腐敗した甘酒を売ることもあったのかもしれません。
それを飲んだ者の中には、病気になった者もいたでしょう。
そこから、疫病神の甘酒婆が誕生したのでは?
……というのが、打田さんの説でした。
以上、謎めいたババアの魅力語りでした(笑)
日輪寺にも、いろいろありましたよ~
鰻屋の陰謀?↓
か……顔が……!?↓
なかなか壮観↓
…………
………
……
…
さて、「甘酒飲みたい~」というガチャピンさん、
とりあえずコンビニでウメッシュを購入します
「アルコール4%はお酒じゃないです」
そう断言するガチャピンさんは
ウメッシュを飲みながらのお散歩です
さ……さすがです!!(笑)
途中、徳川慶喜公屋敷跡を通り、
一行は次なる目的地へと向かいます。
…………
………
……
…
次に立ち寄ったのは北野神社です
↑の牛からも分かる通り、
北野神社の御祭神は
天神様「菅原道真」公です。
道真公といえば学問の神様ですが、
忘れていけないのは恋みくじ
そう、新年早々、湯島天神で
僕とYくんとが引いた恋みくじ
あんな結果の出ちゃった恋みくじ
※湯島天神のお話はこちら を御覧ください。
僕「また恋みくじ引く?」
Y「みみずく先生と一緒のときは、
恋みくじの類は絶対に引きません!!」
とりあえず狛犬さん達を激写
台座の文字が「通販」に見えました(笑)↓
ガチャピンさんの後ろ姿がチラッと……↓
牛さん↓
撫でると願いが叶うというねがい牛↓
石のどこら辺が牛なのかよく分かりません。
まあ、ご利益があるだろうってことで、
Yくんがねがい牛をナデナデしています~
境内には太田神社・高木神社があります。
ここには黒闇天女(こくあんてんにょ)が祀られていました。
「黒闇天女」という名前は厨二病っぽいですが、
彼女は立派な貧乏神です
「貧乏神って、僕達に一番縁のある神様だよね~」
僕とYくんとでそんなことを言いながら境内を歩きました。
北野神社に祀られている神々の由来について、
打田さんが詳しく説明してくれました。
ヒンドゥー教のシヴァ神が
大自在天として仏教に取り込まれます。
そこに道真公の御霊が習合された結果、
道真公は「天満大自在天神」と
呼ばれるようになったんですね。
もとはヒンドゥー教の神なので魔王扱い。
そして、取って付けたように、
道真は丑年、丑の日生まれだった、なんていう話も……
面白いですね
そして、道真公といえば飛梅伝説です
その伝説にちなんでなのか、
北野神社のあちこちに梅の実が供えられています。
上の狛犬の写真2枚目でも、
台座の右下のところに梅の実が置かれています。
…………
………
……
…
さて、ウメッシュ片手のガチャピンさん、
「神社の敷地内で飲むのは
悪いと思って飲めませんでした~」
神様の前でウメッシュを飲むのは
やっぱり失礼なんですかね?(笑)
次回に続く!!