最近よくお世話になっているMottoさん。
催眠術を中心とした科学的知見を織り交ぜながら、
人生の妙味を語られているブログは↓です。
気持ちがモヤッとしている方は、ぜひ読んでみてください☆
そんなMottoさんからいただいたコメント。
「確かに中には外来語を使った方が便利で
日本語では簡単に言う事の出来ないものがありますが、
それ以外は出来るだけ自国語を使いたいものです。」
この部分は、大変共感します。というのも、
IT業界に勤務する僕は、日々、
意味不明な日本語(?)に
苦しめられているからです!!
僕の現在の仕事はライブラリ管理。
まず「ライブラリ」というカタカナ語が意味不明~
IT業界で「ライブラリ」という場合、
大抵は「バージョン管理すべき資材」って意味です。
はい、また意味不明用語です~
「バージョン管理」って何?
「バージョン」というのは、
ファイルの変更履歴のことです。
プログラムを改修していくと、
そこに書かれている文字はどんどん変更されます。
その変更部分をきちんと管理し、
バグを起こさないようにするのがバージョン管理です。
(まあ、「バグ」くらいは大丈夫だよね?)
バージョン管理のためのシステムが
たとえばCVSやSubversion等です。
これらのシステムを運用・管理するのが
ライブラリアンの大切な役割です。
すいませんね、意味不明用語ばかりで……
「CVS」と「Subversion」は製品名。
「ライブラリアン」は「ライブラリ管理者」のことです。
最初「ライブラリアン」と言われたとき、
「ライブラリ案?それとも、新種のあんこ?」
と思っちゃいました(笑)
まさに意味不明用語のオンパレード!ヽ(゚◇゚ )ノ
チェックアウト?チェックイン?デプロイ?
バッティング?マージ?リポジトリ?
トランク?ブランチ?タグ?
オペレーション?リリース?フォールバック?
うっ、カタカナ語……(´ж`;)
でも、カタカナ語ならまだいい方かな。
CD?UT?FT?ST?TCF?
もはやカタカナ語ですらない
略語の洗礼!!
CD=コーディング
UT=単体テスト
FT=機能テスト
ST=システムテスト
TCF=テスト仕様書。う~ん、"Test Case File" の略か???
正直勘弁してほしいです……
しかも、これらの意味不明用語は、
会社によって意味が異なるという嫌らしさ!!
IT業界の人たちは、
カタカナ語や略語の意味を
ちゃんと理解して使っているんでしょうか?
まあ、IT業界は酷過ぎますが、
技術用語に関しては仕方ない部分もあります。
「トランク」や「ブランチ」は日本語に訳せませんからね。
一方で、技術的でも専門的でもないのに
カタカナ語や略語を使う最近の風潮……
これには本当に吐き気がします(´ж`;)
なぜ「公約」を「マニフェスト」と言うんですか?
「公に約束する」ことができないから、
「マニフェスト」と言って誤魔化すんですか、政治家さんよ?
なぜ「法令遵守」を「コンプライアンス」と言うんですか?
「法令を遵守する」気なんてさらさら無いから、
「コンプライアンス」と言って煙に巻くんですか、大企業よ?
言語は時代の中で変化していくもの。
だから、「古き良き日本語を使え!」みたいな思想はありません。
とはいえ、意味不明な用語が増えていくことには抵抗があります。
なぜなら、これらの用語は
万人に共有されているわけではなく、
使用者間の意思疎通を阻害しかねないからです。
言葉が通じなかったり、
誤って伝わったりすることから生じる誤解や諍いほど
無意味なものはないですからね~
そうならないためにも、
Mottoさんの次のお言葉は大事にしていきたいものです。
「確かに中には外来語を使った方が便利で
日本語では簡単に言う事の出来ないものがありますが、
それ以外は出来るだけ自国語を使いたいものです。」
現代社会に生きる日本人の多くが、
Mottoさんのように考えてくれればなぁ……(*´Д`)=3
Mottoさんのコメントから
いろいろ考えさせられました!
ありがとうございます!!