「あ、○○君おはよう。」
ああ、おは・・・ってお前顔になにつけてんだ?
「なにって、なにもつけてないけど?しいて言えば目と鼻と…」
いや、そういうことじゃなく
「あとは、今日の朝ごはんに出た飯、詳しくいうと白米?」
いや、それはそうとしてだな…
…って夢を見たんだよ。
「うん、超どうでもいいわ。」
おれの名前は或真 遥(あるま よう←決してはるかではない。)
こういう自己紹介って普通すぎて面白くないよな、そう思わないか?
「まあ、普通すぎるとは思うけど別にこれでいいだろ」
と何の面白味もない返答を返してきたのが中柳 圭斗(なかやなぎ けいと)
普通がとてつもなく好きな一般?男子である。
「ところで、なんで登校してそうそうお前のくだらない夢の話を聞かないといけなかったんだ?」
いや、特に意味はなかったんだけどな?筆者が困ってたみたいだったから…
「普通に筆者を引っ張ってくるなよ…」
これが俺のいつもの朝だ。
もうそろそろあいつがきそうだがとりあえず設定を説明させてもらおう。
ここは国立華西高等学校、一応共学である。
一応というのはもともとは女子校だったらしく男子が全校生徒280人中200人と元女子校にもかかわらず女子より男の方が多いという謎の学校である。
まあ、目的はわかるからなにも言わないでおくとして、あいつがきたみたいだ。
「よっすー!今日も相変わらず普通だね、けい。んで相変わらず普通じゃない顔してるよねはるるん!」
だから、はるるんて呼ぶな!ようって読むんだよ!
「普通のなにが悪い。」
「そんなことより、今日転校生くるらしいよ?」
え、それまじか。どうせお前の耳にどストライクに入ってきた風の噂かなにがだろ?
「それがね…これだけはまじなんだよ!」
これだけって、他は嘘だったのかよ!
「まあ、本当かどうかはもうすぐわかることだろ?普通に待ってようじゃないか。」
そうだな…
「で、私のことは紹介してくれないの?はるるん」
だからおれは…もういいわ。
このやけに元気で物覚えの悪いのは山凪 麻耶(やまなぎ まや)この学校にいる数少ない女子である。元女子校なのに。
それにしても麻耶のいうことが本当なら性別によっては大事件だな。
「確かに。この学校に女子が転校してくるなんて普通じゃない。」
「そろそろ時間だね♪どんな人なんだろう…やっぱりこういうのって、超絶美少女がやってきて~っていうのがベタだとおも…」
ガラガラ…
お、きたか。
「おーっすー…今日もだるいな、そう思うよな。」
教師なのにだるいとか言ってらっしゃるこの人はうちのクラスの担任、浦賀 貴継(うらが たかつぐ)日常茶飯事でだるいらしい。
「あー今日は転校生がきてる。それだけ。」
おい!それだけかよ!
「あ、あのー…中はいってもいいんでしょうか…?」
「あーどうぞー。」
「は、はい…では失礼します…!」
と転校生であろう人が中に入ってきた。
「なんと…これはまたベタなのがまじてきたじゃん…。それにしても…かわいい…!」
「普通の展開…ではないな…。」
おい…まじかよ…。
何故おれがこんなに困惑してるかというと…
「今日からここの学校に通う七瀬 奏(ななせ かなで)です…!ど、どうかよろしくお願いしますっ!」
そう、転校生というなの天使がそこにいたからなのである…。
