どうも、最近電波なやつらに振り回されっぱなしの優子です。
もうね、家でも学校でも電波攻撃受けてるわけですよ
奴らはどうやら私をこの世から抹殺しようとしているのだろう
絶対そうだ。
奴らから逃げるため今私は図書室にいる
静かって素敵ね
しみじみ思います、ほんとに。
「笠原さん」
後ろから急に声が聞こえた
私は驚いて持っていた本を落としてしまった
声のする方に振り返ってみると知らない男の子が立っていた
「すいません、驚かせて・・・。ここに人がいるのが珍しくて」
申し訳なさそうに言うメガネの男の子
ネクタイの色的に同じ学年かな?
「あ、僕成瀬といいます。成瀬拓実です」
少しはにかんで言う成瀬くん
「成瀬くんはいつもここにいるの?」
「はい、ここ静かで好きなんです。ほら最近転入生が来たでしょ?
女の子がキャーキャー言って騒がしいから・・・」
あいつら関係ない人たちまでに迷惑かけやがて・・・
もう夜ご飯抜きだね
ん?夜ご飯?
・・・・・・・・・・今何時?
一大事?黙れ、このヤロー
もうこんな時間!夜ご飯作らないと
「ごめん成瀬くんもう帰らないと!」
「そうですか、またここにきてくれますか?」
「うん!もちろんよ!」
「では、また」
優子が勢いよく出て行って姿が見えなくなったあとも彼は優子の行った方向を見ていた。
ずっと・・・・・。