- 天野 祐吉, 譚 小勇
- ひゃくにんのおとうさん
中国の昔話です。
大きな瓶に何かをいれると100倍になるカメ。
いい人は良く使い悪い人は悪い結果が、、、、。
「ひゃくにんのおとうさん」でネタばれのような気もしますが
じつはこのおとうさんに意味がある気がします。
このお話のなかではおとうさんとはおとうさんのおとうさん
くらいの人を意味していてつまりよぼよぼのお方のことです。
そんなおじいちゃんがお家にひゃくにん現れたら、、、。
ご先祖は敬って大切にする=すごく気をつかう、しかもご老人。
それがひゃくにん。
ものがたりはおじいいちゃんに行きつくまでだんだんとエスカレートして行き
きっとこどもだったら大喜びのストーリーだと思います。
ページをめくる楽しみが大人でも十分味わえます。
中国のお話は極端でおもしろいです。
おじいちゃんひゃくにん=大迷惑みたいな物語はブラックすぎて
すこし引くくらいです。
おじいちゃんがまごに絵本読ませていたらたぶんまごは
ラストシーンで絵本に向かって『空気読め!おじいちゃんによんでもらってるのに!』
くらい言うかもしれません。
というくらいいろいろかんがえちゃう程おもしろいです。
よみきかせにおすすめ。