4-2 「育ち分析」

 

 「氏分析」で、どのような文脈で自分が生まれたのかを理解した後、「育ち」を分析していきましょう。

 

 「育ち分析」とは、今回の自分の人生の分析です。

 

 ①    これまでの「じぶん年表」を作る

 

 0歳の時から今まで、自分に起こった、「いいこと」「悪いこと」を表にしていきます。

 例えば私はこんな感じです。

 

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6歳 伯母から、自転車と腕時計をプレゼントしてもらう

    が、腕時計を落とし、見つかった時には犬にかまれて壊れていた

7歳 3学期の学級委員に選ばれる

8歳 2学期の学級委員に選ばれる

   恋をする

9歳 1学期の学級委員に選ばれる

   作文が読み上げられる(クラスで一人)

   町の図画コンクールで、学年で一人選ばれる

10歳 1学期の学級委員に選ばれる

    地区水泳大会で1位となる

    希望した、外部の鼓笛隊に入隊できる

11歳 小学校の鼓笛隊で指揮者に選ばれる

    地区水泳大会で2位に落ちる

    薦められて児童会選挙に出るが、落選。

    引っ越しで、それまでのいろんなことが0になる

   (外国航路の船長をしていた、近所のおじさん夫婦など、

   親身になってくれていた人たちから離れる)

    引っ越し先で入ったクラブチームにまったくなじめない

12歳 中学校の部活動で、他の同級生とまったく話が合わない

    しかし、県大会に出場する

13歳 成績順位が1ランク上がる

14歳 薦められて生徒会選挙に出るが、立候補した役職には落選。しかし別の役職で生徒会役員に。

     成績順位が1ランク上がる

15歳 志望高校合格、入学

    好きな部活動に入るが、活動で苦しむ

    林間学校実行委員で苦労する

16歳 部活動で県大会1位

    国語の時間、作文が読み上げられ、

   「小説の短編賞に応募してもいい作品です」とほめられる

17歳 有志ダンスで、オーディションに合格し、

    数万人が来校する文化祭の花形を務める(センター)

18歳 志望大学合格、入学

     しかし、なじめない

19歳 恋をする が、失恋

20歳 サークルをやめる 映画三昧の日々に突入

21歳 旅に出る

22歳 就職先がまったく合わず、なんとか1年間頑張る

23歳 デパートに転職、ものすごく楽しい

     恋人ができる

24歳 恋人と別れる

    ウォーキング教室に通う

    スタイリングを習う

    美輪明宏さんに出会う

25歳 メイクアップ教室に通う

26歳 財団法人に転職(いいところも悪いところもあるので、色分けしません)

     料理教室に通う

27歳 先輩がうつ病で休職ののち、退職(同上)

     仕事のやりがいは増えるが、同時に自分も追い込まれ、不調に

28歳 退職(同上)

    実家がもらい火する

    気学に出会う

    アルバイトのかたわら、旅に出る

 

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このあとももちろん、アラフォーの今まで、いろいろありますが、

いいことと悪いことに分けて書いていくと、

自分の得意なところと不得意なところがわかってきます。

 

(書くことが大事です!)

 

 ②  プラス面とマイナス面を理解する

 

では、上の「じぶん年表」や、前回の「氏分析」をもとに、

今回の自分の持っている、

「プラス面」「マイナス面」を考えていきます。

 

私の場合は、

 

「プラス面」

・周りの金持ちや優しい人に助けられる運に恵まれている

・美しいものやおいしいものに恵まれる

・頭が良い

・身体能力も、優れている方

・男性にものすごく好かれるわけではないけど、好いてくれる男性もいる

・舞台のスピリットがわかる

・美術的感覚に優れている

・文才がある

 

マイナス面」

・リーダーになろうとすると失敗する。

・人の気持ちがあまり理解できないことがある。

・真剣に聞こうとすると、険しい顔になる(ので、誤解されることも)。

・自分がやりたくないものに手を出しても、まったくうまくいかない。

・自分の感情に気づかないことがある。

・自分の感情を押し殺してしまうこともある。

・よくもわるくも、自分のいるレベル以外と合わない。

・自分の顔の美醜で運勢が変わるので、ケアしなくても大丈夫ということがない。

・自分の努力次第で、見た目がものすごく変わるので、ある程度気を付けなくてはいけない。

・アカデミックすぎるものは合わない(経験のないものを理解できない)。

 

 

さらに、これらから、自分に合うパートナー像を導き出してみます。

 

1 学歴

祖父は小学校卒で、頭はあまりよくなく、

祖母も学歴は同様だったけれど、とても頭が良かった。

両親も似たような感じ。

私自身は頭がいいと言われ続けてきた。

 

結論。

おそらく学歴は、ある程度ある人。

もしくは、学歴に代わる何かを持っている人。

 

(とはいえ、これは結果論で、

ここにいきつくまでには、

祖父の学歴のなさ(でも稼ぐ力はものすごい)から、

自分の大卒まで、

落ち着く場所は広いと思ったので、

可能な限り、

あらゆる人に会って試してみました。

 

実際の婚活では、学歴の条件はまったく見ずに、

専門卒から、大卒の人までお会いしました。

私の場合、自分のやってきた条件(旧七帝大)から入ると、

あまりいいなと思える人には出会えませんでしたから、

ある時点から、学歴はなくてもいいから、

とにかくお会いしてみよう、と思いました。

 

それがよかったと思います。

恋をするのは、学歴は関係ないなと思いました。

 

自分の大叔母で、今90代ですが、

結婚を3回した人がいます。

その時代の女性で3回結婚するとは、

かなりのことだったと思います。

学校の教師をしていたので、

おそらく初めは、それに見合った結婚をしたのかもしれませんが、

結局落ち着いたのは、

3回目に、大工さんと結婚してからでした。

 

母は、「あの叔母ならもっといい人がいたと思う」と言うけれど、

私は、「条件ではない、女性としての何かがやっと落ち着いたんだろう」

と思っています。)

 

2 収入

私には今のところ、

大金を稼ぐ力があるとは言えませんが、

祖父の稼ぐ力があることや、

父と仲が良く、仕事上の相談にも乗っていたこと、

これまでに、周りの人にいろいろと助けて頂いたことを考えると、

「大金持ちとまではいかなくても、

そうなる可能性を持っている人と、

一緒になり、

その人をサポートする可能性が高い」と思いました。

 

3 見た目

 

これは、今まで好きになった人の特徴を、

改めて考えてみました。

 

自分の好みでなくてはNG。

年を重ねても、どこか若さのある人。

まじめで誠実だけれど遊び心のある人。

170センチ以上。

 さらに私の場合は、声が低い人に弱いです。

 

4 年齢

話が合う人がいいので、同じ世代。

 

これも、初めから分かったわけではありません。

 

実際に24歳から49歳までの男性にお会いして、

自分の場合はこうだと、実感として感じました。

 

婚活では女性にも話を聞いて、いろんな形があると思いました。

 

例えば、私の友人には、13歳下や15歳下の男性と結婚して、

ラブラブの女性たちがいます。

 

見ていると、年齢差は感じません。

女性が大事にしているものを、

男性も大事にしているんだなと思います。

 

結論として、

自分がいろんな人に会ってみたうえで、

自分が、どういう人がいいのか?

を考えることが必要だと思います。

 

5 住んでいる場所

 

ここまで考えてきたような人が、私と同じくらい、

もしくは私以上に仕事を頑張っていれば、

その当時の社会状況、私の年齢層なら、

私の実家より都市部に住んでいると思いました。

 

(これも、ある程度の人数をこなして、わかったことです。)

 

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