中教審が、教員免許を取得するのに大学の四年に加え、大学院修士課程で二年間、履修するよう、答申しました。これが現実化すると、お金持ちの子供でなければ教員免許の取得が難しくなります。

すでに現在、大学生の大半が学生支援機構からお金を借りて大学に通っている状況です。しかも、このうちの大半が利子附きで借りている。日本に「奨学金」などありません。あるのは「学生ローン」だけです。

もともと日本の「奨学金」制度はひどいものでしたが、小鼠改悪で育英会が廃止され、学生支援機構に改編されて、ますますひどくなっています。これを画策したのは、オリックスの宮内で、学生に借金をさせて、身動きをとれなくするのが目的のようです。

そもそも、教員の質が下がったのは、縁故採用と邪教枠が一番の問題であって、いくら研修しても無駄な話です。

教員免許取得に大学院修了を条件とするのは、教員免許を特定の階層にのみ取得させようという意図と、教員養成学部の教員のポストの確保のためにすぎないのでしょう。

中教審 教員養成で修士課程履修を答申(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120828/k10014597721000.html




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