副島隆彦氏によれば、10月にもイスラエルが攻撃するといわれているが、静かにその準備が行われている。

中東では間もなくラマダンが終わる。
以前指摘したように、中東開戦の可能性が高まりつつある。
16日の報道で、以下のような記事があった。

【ガスマスク入手を急ぐイスラエル市民-イラン攻撃に備え自衛】
イスラエル東部の都市、エルサレムのショッピングセンターでは、ガスマスクを入手しよ
うと住民が店頭に押し寄せた。イスラエル軍がイラン攻撃を決行し、その報復を受けた場
合に備え、市民は自分の身を守ろうと準備している。
自分と妻のために新しいマスクを取りにショッピングモールの配給センターにやってきた
経営学教授のヨーラム・ランズ氏(68)は、「国の指導者層の演説から、強硬姿勢をかな
り強めていることが伝わる。今回は本気のようだ」と語った。
イスラエルのネタニヤフ首相は今月1日、同国を訪問したパネッタ米国防長官に対し、イ
ランの核開発問題をめぐる平和的解決は「時間切れ」が迫っていると警告。また地元紙の
ハーレツは10日、ネタニヤフ首相とバラク国防相が11月6日の米大統領選挙の前にイラ
ンの核施設を爆撃することを検討していると報じた。イスラエル政府のマーク・レゲフ報
道官は、政府方針としてマスコミの憶測に対するコメントは控えるとした。
元司令官としてイスラエル軍の戦略策定に関わったことがあるシュロモ・ブロム氏は、
「ネタニヤフ首相とバラク国防相は目下、イラン攻撃へ向けイスラエル市民の準備を整え
ることに力を注いでいるようだ」と指摘。今後半年のうちに攻撃が実施される可能性があ
ると予想した。その上で、イスラエル政府が発する強硬な発言は一段と厳しい対イラン措
置を取るよう圧力をかけるため、国際社会に向けられていたと説明した。ブロム氏はテル
アビブ大学国家安全保障研究所(INSS)の上級研究員を務める。
<民間防衛の強化>
イスラエル指導者はイランの施設に攻撃を仕掛ける可能性を繰り返し強調してきたが、今
回はその言葉とともに、ミサイル攻撃の警報を携帯メールで流す新システムの構築やガス
マスク供給の拡大、新たな民間防衛担当相の任命など民間の防衛準備を進めている。イエ
ディオス・アーロノス紙は15日、北部の学校で新学期が始まる今月、ロケット弾攻撃に
備えた防空訓練が実施される予定だと報じた。同紙は情報源を明らかにせずに伝えた。
核開発をめぐるイランと世界主要国との協議は暗礁に乗り上げ、経済制裁を強化したもの
の、今のところイランの核開発プログラム停止に向けた効果は上がっていない。
イスラエルの動きは攻撃が近いことを示唆しているとの懸念から同国通貨シケルは約1年
3カ月ぶり安値に下落。代表的な株価指数であるテルアビブ25種指数は13日に3週間ぶ
り安値となった。ニューヨーク市場で最も取引が活発なイスラエル企業を対象とするブル
ームバーグのイスラエル・米国株式指数も3カ月ぶり大幅安となった。
【ブルームバーグ 16日 03:21】

別の報道ではイランは6週間後の10月1日にも核弾頭を完成させうるとし
危機感を募らせているようだ。

エジプトとシリアは親密関係をもちイスラエル包囲網も着々と進んでおり、
逆に追い込まれているイスラエルがイランを空爆する日が近づいているようだ。

すでにイスラエルから国外へ移住している国民も増大しているという。
8月上旬から9月上旬の開戦が高まっている。

いずれにしても、同期するかたちで、世界的なインフレと食糧危機、
そして経済破局が襲い来るであろう...。




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