「仕事をいつかは再開したいんだけど、採用してくれるのかな?」

30代の女性のがん患者さんでした。

 

 

がんを患ってから仕事を辞める方は数多くいらっしゃいます。

 

 

仕事を辞めないでください

というのが一番伝えたいことです。

 

 

あなたが仕事をしたいと思っていることを

可能な限り実現しましょう。

 

ですが、

人それぞれの事情があります。

一度辞めて

また仕事を再開したい場合は

仕事を探す必要があります。

 

 

どういう仕事があるのか?

自分の身体のことをどこまで言わなければいけないのか?

不安なことはあるかもしれません。

 

 

まず、

治療のために通っている病院の医療相談室に行きましょう。

そこにはソーシャルワーカーがいるはずです。

 

 

なぜ、病院のソーシャルワーカーに聞く必要があるのか?

 

ソーシャルワーカーは、あなたの病状を調べることができるからです。

ソーシャルワーカーは医者でも看護師でもありません。

ですから、ソーシャルワーカーはあなたに病状を伝えることはしません。

でも、あなたの病状をはっきりと伝えられえなくても

医者や看護師がどう判断しているのか知ることができるのです。

 

 

その上で求職活動において

どのような点について気を付ける方が良いのか、

何を会社に伝えればよいのか

アドバイスをもらえます。

 

 

 

特定のハローワークにて

長期療養者支援担当の就労支援ナビゲーターを設置しているところがあります。

残念ながら、すべてのハローワークにいるわけではありません。

 

 

長期療養支援担当って何をしてくれるの?

 

がんや糖尿病のように治療を受けながら生活する慢性疾患を抱える方に対して専門的にサポートしてくれます。

長期療養の場合は個別対応が求められます。

そのため、

ゆっくり時間をとって一人ずつていねいに対応してくれます。

 

 

他にも、ハローワークの職員が病院へ出張している場合もあります。

その病院に通院していなくても相談できます。

 

東京の場合ですと、

飯田橋にあるハローワークより、

国立がんセンター中央病院、

都立駒込病院

で出張相談を行っています。

 

 

 

実施している場所はこちらで確認してください

こちら

 

 

病院での相談でも、

ハローワークでの相談でも

長期療養の場合は予約制となっていることが多いです。

 

事前に電話して問い合わせしてから相談に行きましょう。

 

 

 

病気になったからと言って

仕事をすぐに辞める必要はありません。

 

 

 

ですが、

仮に

退職して

就職を考えている場合

まず

ハローワークに相談してみましょう!