前回

自立支援医療についてお話ししました。

 

 

心の病気の治療にかかる医療費を少なくする制度のことでしたね。

 

 

 

では、

自分の症状でこの制度は利用できるのか?

 

 

はっきり言うと、

自立支援医療は

精神的な病気であれば、

どんな疾患でも利用できる可能性があります。

 

 

例えば、

 

 

統合失調症

双極性障害

うつ病

てんかん

認知症

薬物依存症

気分障害

恐怖症

全般性不安障害

強迫性障害

適応障害

PTSD

解離性障害

神経性無食欲症

パーソナリティ障害

広汎性発達障害

など

 

 

ほとんどすべての心の病気が当てはまりますね。

 

 

 

まず、

主治医に自立支援医療を申請することを相談してみてください。

 

 

 

なぜか?

 

診断書を主治医に書いてもらう必要があるからです。

 

 

前回お話した女性。

何度か主治医を変えていました。

今の主治医は2か月程度のおつきあいです。

 

まず、

今の主治医に過去の話を含めて診断書に記入できるのか聞く。

次に、

今の主治医が過去の治療歴について記載できない場合は

一つ前の主治医に、自立支援医療を申請することを考えていることを伝える。

と考えられることを伝えました。

 

幸いなことに

今の主治医が過去の治療歴を含めて診断書を作成してくれたので

一つ前の主治医に話を聞く必要はなかったのです。

 

 

 

次に診断書の件です。

 

自立支援医療診断書を入手してください。

 

 

役所の障害福祉課、保健所

で入手できます!

 

もしくはダウンロードもできます。

東京都の場合は、こちら

(「医療関係の皆様へ」という場所の「自立支援医療診断書(精神通院)Word形式ダウンロードWord54KB)」です)

 

 

 

診断書ができあがるまでの期間や

診断書の代金は

クリニックによって異なります。

 

中には

1か月以上作成までに時間がかかったり

1万円以上文書代がかかったりすることもあります。

 

 

 

認定期間は1のため、

毎年更新が必要です。

診断書の提出は2年ごとです。

 

 

更新は忘れずに行うようにしてください。

更新を忘れると

医療費は3割になります!

 

 

安心して治療を受け続けられるよう

制度を利用して

自己負担を軽くしましょう!