「介護保険ってそのままじゃ使えないって言うけど、
どういう意味?」


そうなんです。

介護保険は
医療保険と異なり
先に認定を受けなければ
使えないのです。


そして
その認定結果によって
使えるもの
使えないもの
があるのです。


介護認定は
大きく分けると3つです。

①非該当
②要支援
③要介護

です。

非該当は、介護保険を使うに該当しない、という状態です。
介護保険を利用したサービスではなく
介護が必要にならないための介護予防サービスが主になります。

例えば、
役所の行う健康体操への参加などです。


要支援は、状態によって要支援1と要支援2に分けられ、要支援2が重いです。
介護が必要な状態にならないように予防と悪化を防ぐ予防サービスが主になります。

例えば、
ヘルパーに買い物をお願いすると、
一緒に買い物に行く必要が発生します。

なぜか?
要支援はあくまで介護状態にならないことを目的としているからです。


要介護は、状態によって要介護1から5まであり、要介護5が最も重いです。
要介護5はほぼ寝たきりの状態と思ってください。



介護保険を利用される方で、電動ベッドをレンタルしたいという方がいます。
電動ベッドとは、病院でよく見る、足を上げたり頭を上げたりベッドの高さを上げたりする機能が付いてるベッドですね。


介護保険が1割負担の場合だと
月額2千円ちょっとで借りられます。
ベッド本体とマットレスと柵は別々に借ります。


実は
電動ベッド、
要介護2以上ではないと基本的には介護保険で借りられません。

介護保険が使えないとどうなるのか?
全額自費でレンタルです。

自費レンタルの場合だと
月額2万円ちょっとです。


そんなにかかるなら、電動ベッド買おうかな?
それでも良いと思います。
ただ50万円くらいかかります。
購入の場合だと
身体の状態が変わった時に
マットレスの交換ができないというデメリットがあります。


こんなに支払えない!



そういう場合は、
ケアマネに相談しましょう。

介護保険の主治医意見書を書いてくれた先生に
電動ベッドの利用が必要という書類を書いてもらうのです。


あなたから先に
介護保険の主治医意見書を書いてくれた先生にお願いするのもいいかしれませんね。


わからないことがあったら
私に聞いてくださいね!