えんみはいらつきました。


友人の女の子との関係でした。


その女の子は
なんでも自分が把握しておかないと気が済まない子です。


えんみにいろいろ要求してきました。

「それはやめた方がいい」
「なんで話してくれないんですか?」


えんみは人からコントロールされることが
好きではありません。
そのため
その女の子にいろいろ言われることが嫌でした。
言われる度にとてもいらついたのです。



しばらくして
えんみがえんみのスタイルでいろいろ物事をすすめること、
そのスタイルは誰にも真似できないこと、
女の子は気付きました。



その後
女の子はえんみをコントロールすることをやめました。


何を言っても無駄だって思われたのかもしれません、
信用されたのかもしれません、
それは想像しても意味のない事です。


その女の子はとても要領の良い子です。
でも
新しい事にチャレンジすることは苦手なのです。
だからえんみの行動が予測つかず不安になるのです。



そこで
えんみは思いました。


人には得手不得手がある。
その人が得意な分野をのばせるような
物事への関わり方を考えればいいと思うのです。


えんみはいらつきから学ぶようしました。


えんみは違和感を大事にします。
それは
えんみが気になることであり、
えんみの考え方の根底に触れるものであるからだと思うからです。


えんみはえんみの心すべてを理解できません。
だから自分をより理解するために
自分の違和感を大事にするのです。