「あの時、友だちにあぁ言えば、こんな感じにならなかったのに」
仲良い友だちとけんかしてしまった女の子がぼそっと言っていました。
女の子は後悔しているのです。
「あの時、もっと勉強しとけば、もっといい会社でいい暮らししてたんだけどさー」
男の子が言っていました。
男の子は嘆いているのです。
女の子だから、男の子だから、ということなく、
人は現状に満足できないと過去を変えようとします。
残念ながら、過去は変えられません。
そして「過去の自分」を悔い始めるのです。
つらいことがあったのでしょう。
過去を変えたいくらいのつらいこと。
ただ、変えられない過去にばかりとらわれていると、
どんどん辛くなります。
時間は、過去→現在→未来にしか動きません。
過去起こった出来事の結果が今を作り上げているのです。
つまり、
過去の自分を否定することは今の自分を否定することです。
この時間の動きをどう考えるかは「自分自身」なのです。
過去つらかったんですね。
今、つらいですか?
これからもつらい人生を送りたいですか?
今のあなたは、今まで生きてきたあなたの結果なのです。
過去のあなたの積み重ねが今のあなたなのです。
今あなたが歩んでいる道が1番良い道なのです。
よくがんばって生きてきましたね。