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千日発信修行に参加してます

1993日目


近所のおじさんが 精油を作る工房を始めて10年


杉乃精 







始まりのストーリーはこういうものだった

①山に放置された杉がたくさんある
②枝打ちした枝を何か利用できないか?
③杉の葉は燃やすとよく 燃える
  ということは  油を持っている?
④杉の香りで石鹸を作りたいし  
  その香りをまず作ってみよう

この流れから始まり
元高校の技術科教師がコンビを組んで
水蒸気蒸留装置を試行錯誤し
安定した精油精製が可能な回路を格安で作り上げた


精油について何も知らない状況から


精油を作っている工房、工程を知りたいと

セラピストがツアールートの1つに組み入れた事をきっかけに

全国からセラピストが工房見学に通うようになり


そこで社長の元売れっ子営業マンのトークで

これらのストーリーを語られると

さらにツアー参加者は増えてきている


わが町の農林産物を精油に加工したいという農家、林業関係者も試験的に精製を依頼しに来たり


試作で良いものが作れるとわかると

このお手製の精油抽出キットをセット販売するようになってきた


今まで 近寄ってはかきまわすだけの人もいたし

いつの間にかいなくなった人もいた

私はそういう人間ウォッチング的に

第三者立場で見てきて

メルカリ担当で通販させてもらってる


コロナ禍で大規模のツアーは減ったが

基本的にツアーは屋外


ぜひとも 精油が生まれるストーリーを聞きに

よい香りに包まれに来ていただきたい


1993/1000