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1364日目


2月は Facebookから距離を置くことにしたので
時間ができて  本をよく読んだと思います


2021年2月の  読書メーター 


読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2371ページ
ナイス数:81ナイス


■ペテロの葬列 上下巻セット (文春文庫)

ひさしぶりに再読。
最初に読んだ時は、詐偽のテクニックみたいなものに気持ちが向かった。

今回は今多嘉親の杉村への配慮と期待が沁みた。
娘としての菜穂子と妻としての菜穂子を嘉親と杉村が大切に守り、
菜穂子は成長し、二人の城壁から飛び立つ。

別れを告げる菜穂子が『あなたは私のために我慢したのに、私は何も我慢してない』という。

そう、逆玉の輿だとこういう感じになるんだと、
妻の金で家も車もオーダーメイドのスーツも手に入れることに男性として多少のやるせなさを感じることになるんだ、と言うことが残った。
読了日:02月01日 著者:宮部 みゆき


■クドリャフカの順番 (角川文庫)


コミック【氷菓】を読み、原作を読む。

欲を言えば劇中の『クドリャフカの順番』を読みたかった。

コミックから先に知ったので、キャラクターのイメージもできあがり、手軽にミステリーを楽しめた。

好きなシーンは、女帝・入須が千反田に物を頼む秘訣を伝授するところ。
コミックでも小説でも女帝のことはは難しい。

だけど、それを持って交渉できるようになりたいな、と思う。
読了日:02月08日 著者:米澤 穂信

■米澤穂信と古典部 「古典部」シリーズ (角川書店単行本)


コミックの【氷菓】からクドリャフカの順番を読み、この本にたどり着く。

正直なところミステリーは東野圭吾と宮部みゆきとビブリア古書堂シリーズくらいしか読んでないので、
対談で紹介されたミステリー小説はどれも知らなかった。
アガサ・クリスティも知らない。

世界はまだまだ広いんだな、と思う。
書き下ろしのホータローの読書感想文の話は面白かった。
読了日:02月13日 著者:米澤 穂信


■珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】 (宝島社文庫)

久しぶりに新しいミステリーのシリーズに出会う。
京都市内に8年暮らした私の生活圏が舞台となる。

事件も鋭い頭脳の持ち主バリスタも、絡み合った事情も面白かった。

コーヒーにはそれほど思い入れは無いけれど、久しぶりにハンドミルで豆を挽きペーパーフィルターでコーヒーをたてて飲みたくなった。

私にも行きつけの喫茶店がある。
コーヒーを飲みたくて、というよりはマスターに会いたくて通っているところはある。

時に迷いを解決してくれたり、笑い飛ばしてくれたり。
他の店ではなくその店だから通いたい部分というのはある。
読了日:02月14日 著者:岡崎琢磨


■ノブーナガ

大河ドラマは見てないけれど、
なにげに選んだこの『ノブーナガ』を5歳三男は喜んでいる。

毎晩のルーチンに『せきとりしりとり』に加えてこの『ノブーナガ』が入り込んだ。

外国の人が日本語を習得する過程とだじゃれが楽しいようだ。
読了日:02月14日 著者:丸山 誠司


■図書館戦争LOVE&WAR 別冊編10巻 描き下ろしマンガ+ミニ画集付き特装版 (花とゆめコミックス)

とうとう、別冊も完結してしまった。
そして、幸せな締めくくりだった。

次回作がまたまた有川×弓コンビということ。

私はコミカライズもいいけど有川作品の新作も読みたいよ。
読了日:02月16日 著者:弓きいろ,有川ひろ


■薬屋のひとりごと 10 (ヒーロー文庫)

あぁ、読んでしまったよ。

西都で限られた人たちの知恵が集結した話だった。

それにしても、羅半の兄の扱いと雀さんがいいポジション。
あと馬閃と里樹のその後にも期待が高まる。

肝心の壬氏と猫猫は距離感変わらないし(-_-) 
それでも壬氏の側近達が公認の扱いになっていくところが救い。

玉葉妃の天真爛漫さの裏側にある後宮での生き残りをかけた努力に改めて惚れなおす。
読了日:02月17日 著者:日向 夏


■図書館戦争 LOVE&WAR 番外編 (花とゆめCOMICS)

かつてアニメシリーズのDVDのブックレットに書かれていた番外編を文庫本で読んだ記憶。

コミックでまた読めるとは!図書館戦争の中でのベタ甘シリーズ。
どれも好きなんだけど、ジュエルボックス、プリティドリンカー、ロマンシング・エイジが大好物。
読了日:02月20日 著者:弓 きいろ


■珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

聡明な女性が事件を解くというのはビブリア古書堂とかぶり、女性よりも考えが及ばないのも同じ。

でも、こういう奥手同士のカップルが事件を解決していく物語は好物です。

今回も二転三転する展開とか、点と点とが繋がるような展開はとても楽しめました。

懐かしい京都市内。
タレーランとかロックオンカフェを見つけに出かけたくなる。
読了日:02月22日 著者:岡崎 琢磨


■珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


美星バリスタ事件簿3巻。

バリスタコンテストに出場の巻。

いきなりたくさんの登場人物が出て来ていがみ合って、
まるで名探偵コナンの1シーンのようなどこかで見たような始まり。

それでも妨害工作、混入事件の解決への道のりは面白かったし、最後に救いもあった。
読了日:02月27日 著者:岡崎 琢磨




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