いつも数あるブログの中から
よろずやえりか  にお越しくださいましてありがとうございます

今日は本業の話

高齢者対象のデイサービスで看護師として働いています

地域では老舗で  大規模
身体介護度が高くても対応できるのと
小規模型が割高な介護報酬なのに対して
割安な利用料で1日平均25人利用されます

この規模だと
ターゲットの中心は
お風呂に入れて
自分でご飯食べられて
集団でレクリエーションを楽しめるレベルになります

そんな中で  難聴で  認知症で
集団でレクリエーションに参加しない利用者さんは
午前中のお風呂と昼食が済むと
暇で仕方なくて  帰りたくてそわそわし始めます

誘ってもゲームなどは嫌がられるし
帰りの車の心配をすることに説明を口でしても通じないし
字で書いても何度も同じやり取りを繰り返し
お互いに疲れてしまいます


なんか  いい方法ないかな?といつも思っていて
ある日  その方が  麻雀好きだったという話を聞いたのです


私は以前家族で麻雀をしていた時期があり
なんとなくはルールを知っていて

そして  職場のレクリエーション材料に麻雀牌がありました

その方に麻雀牌を見せたら  すぐに麻雀だとわかってもらえました

最初  二人で麻雀をすることができました

2回目  牌をテーブルに広げたら混ぜて並べるのではなく
牌ケースに種類別に並べ始めました








時と共に  麻雀  というゲームはだんだんできなくなってきましたが

昔に楽しんだ麻雀牌を並べることで
その方の午後の時間は穏やかに流れ
いつものそわそわ感があまりなく過ごせたのではないのかな?と感じられました


こういう  利用者さん個人の好みにどこまで応じられるかが
仕事の時の楽しみになってます

私がいるときだけの楽しみだったとしても
それを見て  機嫌よくしている姿を見て
自分にもできるスキルだと気づくスタッフは少しはいるでしょうし
それが自分にも  相手にも穏やかな幸せな時間だとわかるでしょう

伝わらないから  どういう事ができるのか?

単に9:00~17:00を消費するのでなく
建設的に使う仲間を増やしたいです