週末に急騰した日経平均である。
現値18,825円は、日足+1σの18,440円を上回ってきたことから、上昇トレンド入りとなる。
このまま日足+1σを上回っている間は、強気スタンスで問題ない。
週足ベースでは、先週末で基準線まで上昇している。
今週の週足+1σは19,700円どころになるため、ここまで上昇すれば大きく強気に傾く。
しかし日足+2σは18,826円どころであるため、19,700円どころまでの上抜けは逆に売場となる急騰になるため、週足ベースの強気までは至らない。
だから今週は、日足のチャートの注視でよいだろう。
日経平均が19,000円に接近してきた。
実は、今は主力銘柄中心に上昇しているだけで、個別銘柄は余り動いていない。
よろずのが主力にしていた不動産銘柄などはその最たるもので、8897タカラレーベンは日経平均が18,000円を付けた頃から殆ど動いてない。
ま、こんなもんかと思うよろずのである。
日経平均だけの上昇となると、無理にでも騰げたい政府の意向がチラつく。
郵政三社売り出し前には、何としても日経平均を騰げたいところである。
今週末も、工事で出勤していたよろずのである。
ユーザーの機械室で、ヒマに飽かせて、スマホでチャートを見続けていた。
そこに下請けで、今回の工事担当の監督が入室して来て、話しかけて来た。
「毎週、毎週大変ですね。平日休んではるんですか?」
「いやぁ、なかなか休めないです。」
ため息混じりによろずのが言うと、監督は同情するような表情で続ける。
「でしょうな。それにしても萬野さんは、成績良いでんな。」
「どうしてですか?」
「毎週のように立会いしたはるんは、それだけ受注取ったはるからでしょ。お陰で私らも、毎週末忙しいですわ。」
「スミマセン。」
嫌がらせれてるかと思い、謝るよろずのである。
「いえいえ、私らは工事してナンボなんで、第4グループ担当させてもうて、有難いんですわ。ボーナスも期待出来ますさかいに。」
「はあ。」
ボーナスと言われても、よろずのには余り嬉しさの実感が無い。
ここの反発での利益の方が、ボーナスより何倍も大きいからである。
だから、ボーナスを期待して仕事をしていない、受注に対して何らノルマを感じていないよろずのは、営業と言っても、いつもガツガツ行かない。
それなのに受注が取れるのは、相場と一緒で、ガツガツ行かないのが良いのだろうか??
①勝負は、拙速を好む
②固まってはならない
③10戦3勝7分を目指せ
④小損は大損の仇なり
⑤勝てると信ずるべし