相州藤沢・白旗神社
社格・旧村社
鎮座地・神奈川県藤沢市藤沢2丁目4-7
主祭神・寒川比古命、源義経公
相殿
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
国狭槌命(くにさつちのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)



【御由緒】
創建は定かではありませんが、鎌倉時代より以前から、相模国一之宮・寒川神社の神様・寒川比古命をお祀りしており、同じ名前の寒川神社と呼ばれていました。


白旗神社



文治5年(1189)閏4月30日、源義経公は兄源頼朝から怒りをかい、追い詰められ、奥州(岩手県)平泉の衣川館において自害されました。その首は奥州から新田冠者高平(にったかじゃたかひら)という者によって鎌倉に送られました。高平が、腰越の宿(鎌倉市)に到着すると、そこで和田義盛・梶原景時によって義経かどうか確認されました。伝承では、弁慶の首も同時に送られ、夜の間に二つの首は、白旗川を上り、この地に辿り着いたといわれています。


白旗神社



このことを頼朝に伝えると、白旗が源氏の旗であったことから、白旗明神としてこの神社に祀るようにと指示しました。こうして義経公を神様として祀ることとなり、のちに白旗神社と呼ばれるようになりました。弁慶の首は、白旗神社のそばに八王子社として祀られることになりました。



白旗神社




手水舎は平成5年7月に建てられたそうで、手水石は真鶴の銘石、小松石で作られています。


白旗神社



本社殿は小高い丘の上に建っています。その丘の中腹には絵馬掛け所と源義経公鎮霊碑があります。



白旗神社



源義経公鎮霊碑






源義経公鎮霊碑を過ぎてから、もう一段高いところに登ると本社殿が建っています。





現在の社殿は、文政11年(1828)から7年をかけて、天保6年(1835)12月に完成しました。本殿、弊殿、拝殿を連ねた典型的な流権現造りで、外壁部の彫刻は江戸時代の匠の技が光る貴重な文化財です。昭和55年7月に大改修工事が行われました。





御本殿





石段下、向かって左側には江ノ島弁財天道標と庚申塔群があり、その奥には境内社が二社、鎮まっています。






謎の境内社・・・祀られている神様が判らないだけですが(^_^;)






石段右に建立されている御嶽神社等の石碑。






神輿殿

向かって右に義経、左に弁慶の二基の神輿を収蔵しており、御祈祷などもこの神輿殿で執り行われます。






御朱印

御朱印は御祈祷中につきNGでした。・・・社務所には誰もいませんでした(^_^;)

下の御朱印は以前拝受したものです。


白旗神社



オリジナル御朱印帳





簡単ではございますが、相州藤沢・白旗神社でした。(°∀°)b






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