関東総鎮守・伊勢山皇大神宮

社格・旧県社

御鎮座:横浜市西区宮崎町64

社務所:045-241-1122

御祭神・天照大御神



*2013年に拝受して頂いた御朱印帳です*






*御朱印*





最初の参拝時には、ブログ・写真撮影をしていなかった為、今回再訪致しましたので、画像を追加致しました。




伊勢山

御由緒

 『関東のお伊勢さま』と親しまれる当宮は、明治初年に国費を以て創建された神社であり、神奈川県の宗社、横浜の総鎮守とされています。



伊勢山




かつては、久良岐郡戸部村の丘陵に鎮座されていましたが、神社名、創建年代共に不明です。



伊勢山




明治維新後、神仏分離、国家神道の時代を迎え、当地横浜が国の貿易の要として開港されるに及び、人々の心を1つにし、外国との国柄の違いを胸に刻み、国家の鎮護を祈る事を目的に、明治3414日、時の神奈川県副知事井関盛艮氏が太政官に対し建白書を送り、『伊勢山に皇祖の御社を勧請あれば、高麗の宮殿を創立し、国家の鎮護を祈り、人民をして、崇敬胆仰せしめん』との布告を戴き、社殿を始め、境内の整備が開始されました。




伊勢山




翌年415日、社殿並びに境内施設が竣工し、正遷宮が執り行われ、横浜の町を挙げての初めてのお祭りは壮大華美を極めた様子でした。また、この時、地名も野毛山から伊勢山へと変えられました。



伊勢山



明治5年の太陽暦採用に伴い例祭日は515日と改められ、戦前の御祭礼には市内官公庁を始め、会社、工場、学校に至るまで休日となり、まさに市民を挙げてお祝い申し上げたとの事です。




伊勢山




当初の氏子総代は大谷嘉兵衛・幸兵衛、茂木惣兵衛、箕田長二郎、近藤良薫氏など、日本の経済・政界に君臨された横浜の重鎮たる人々で、以後も横浜の名士の方々が総代に就任されています。




伊勢山





➊大神神社磐座(おおみわじんじゃいわくら)

伊勢神宮ご鎮座2000年奉祝の記念事業として、平成8年に大国主大神の和魂(にぎみたま)の大物主大神(おおものぬしのおおかみ) が岩そのものに宿っている磐座を、大和国(奈良県)一ノ宮、三輪山の大神神社の御分霊として移設鎮座されたものです。

御祭神は 大物主大神(おおものぬしのおおかみ)






伊勢山



杵築宮・子之大神(ねのおおかみ)

明治初年特に養蚕・海運関係者の信仰が篤く、生糸及び蚕種の守護神として崇敬を集めました。 子之大神野毛地区の氏神様で、元野毛四丁目あたりに鎮座されていましたが、第二次大戦禍に遭い炎上し、昭和26年より杵築宮に合祀されています。

杵築宮・御祭神は月讀命(つきよみのみこと)、須佐男命(すさのおのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、住吉三柱大神(すみよしみはしらのおおかみ)



伊勢山


6月13日現在、境内の一部(参道)には紫陽花が咲き始めていました。


伊勢山


近隣には野毛山動物園(当時・入園無料)がありますが、幼少期には、お出かけというと、野毛山ばかりで、動物園が嫌いになりました。友達には野毛山に行ってきたと自慢ばかりしていた様な気がします。今思うと、安上がりに育ったYAJIROでした(^_^;)・・・ちなみに、周りではドリームランドや読売ランドに行って来たと言う友人ばかりでした。ヽ(`Д´)ノ




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