今日の夜は、「万葉集の暗号解読」セミナーを開催しました。

 

今日のテーマは舒明天皇の御歌です。

大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は

大和には、たくさんのいろいろな山があり、神の意志(火と水)を持って、とこしえに続く国になるでしょう。

 

万葉集の和歌は、音霊と言葉が一致している作品が多いです。例えば、「大和」という言葉を例に挙げてみましょう。

 

やまとには

▶︎ヤ(=8)最高数の数秘からマ(間)空間ができ、ト(=10)次の次元に行き、それらが繰り返されることで定着し、引き合う。

 

 

また、うまし国は一般的には美しい国と解釈されますが、音霊的にみてみると

うまし国

▶︎生まれたものから、ある空間ができ、目に見える形として現れ、現象界と潜象界を自由に行き来することで定着する。

 

現代の私たちは西洋や、大陸から来た言葉を多用しているため、音霊が乖離した言葉を多く使っています。

 

例えば、リモコンを例に挙げてみると、離れたものからモヤ〜っと漂い、それがコロコロと転がって終わる。言葉と音が一致してないですね。

 

日本語の研究って面白いです。