多くの人は小さい頃から、まだ子どもだから分からないだろうと思われて、簡単すぎるものを与えられて育てられてきたと思います。
例えば、幼稚園や保育園で歌わされる歌というのは非常に簡単すぎるものが多いです。子どもの脳はとても柔軟で、フィルターや戦略がとても少ないのです。つまり、吸収力が半端じゃありません。
子どものときこそ複雑で難解な音楽、例えばオペラなどを聞かせなければなりません。
言葉を早く話せるようになると一見頭が良さそうに思えますが、実際はそうではなく左脳が優位になりすぎているのです。左脳で処理できる情報量というのは、とても少ないのです。それよりかは、絵を描いたり、砂場で思いっきり遊んだり、土いじりをしたりするような、概念ではなく体験を増やすことで脳が刺激されていきます。
1、2才くらい向けの絵本を見たことがありますが、動物の絵の下に、動物の名前がたくさん書かれており、その名前を覚えなくてはいけないような内容でした。
まず、名前や言葉が誕生する前には周波数があります。昔の人はその周波数を感じとって、共感覚を使い、ものの名前を決めていったのだと思います。つまり、今ある言葉や名前は集合意識的に皆が一致した結果だと思っています。
また、まだ見たことのない動物をイラストで学び、名前を覚え、鳴き声を真似るのは、その本の作者のフィルターで見ることになり、体感が伴いません。大切なのは、実際にその動物を自分の目を通して見に行き、自分の耳を通して鳴き声を聞くことです。
そうでなければ、人の創った仮想空間で生き続けるということになります。
私たちは生まれながらに、とんでもなくハイテクなスーパーコンピューターを持っているかのようです。その言葉では足りないくらいものすごい機能を持っています。
せっかくなら思う存分楽しんで、自分の人生を切り開いていきたいものです。
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