記録的な大雨 | ジジークンドーへの道

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記録的な大雨は私の街にも訪れました。 


 8月30日、朝6:20、大雨の中、自転車で駅まで通勤していました。山を下って駅に近づくほど冠水している道路が多くなってきました。それでもしばらくはペダルは漕げる程度の水位でした。ですが平地になり川に近づくにつれて水位が増してきて膝くらいまでつかるほどになってきました。 


 雨靴の中は既に水浸しですがまだペダルは漕げるので乗りながら通過しようとした矢先、いきなり自転車ごと転倒してしまいました。水位が増して縁石があるのが見えなくなっていて、縁石のヘリの部分に自転車が乗り上げてスリップしてしまったのです。体が濡れるのは仕方がないのですが、カゴに入れていたバッグも冠水している道路に投げ出されました。即座に自転車を起こしてバッグを拾い上げました。 


 駅へ向かいながら、こりゃバッグの中も完全に水没してるよなあ、スマホとか図書館から借りた本もアウトに違いないなあと、雨に備えていつもより早起きして雨合羽に雨靴も履いて完全防備のつもりで家を出たのに最悪の結末を迎えたことにガッカリ。バッグの中身がすごい気になりながらも全部出して確かめている時間もなく、電車にて再び通勤の途へ。 


 転んだときに腕に痛みを感じたのですが、今、見てどうにかなっていたら気持ちが萎えて立ち止まって進めないと思ってあえてスルーしていたのですが、電車に乗ってから見たら腕は擦り傷だけでした。





職場へ着いて、早速荷物チェックしたところ、奇跡的にスマホも本も無事でした。バッグや衣類を干して、職場のパイプハンガーは物干し状態になりました。 


 バスで行けば良かったのにと妻からは言われましたが、前の日から大雨予報は出ていたもののここまで冠水しているとは思わなかったのです。一時は緊急安全確保が発令されました。地元の方のお話ではここまでの大雨被害は80年ぶりとのこと。 





 行方不明者やけが人の情報はないとのことで本当に良かったです(擦り傷1名汗)。どうやら転んだときに地面に(水面に)手を強く着いたらしく、翌日には右側の肩や胸筋が痛くなったのですが次の日にはその痛みもなくなり、大きなケガもなく擦り傷で済んで助かりました。 


 何を言いたいかといいますと、道路が冠水しているときは自転車が漕げても、障害物がどこにあるか見えなくなっているので危ないということです。川の境なども見えなくなっていて自転車ごと落ちてしまったら川の水に呑まれて命を落としかねません。自転車はひいていった方が安全だという自分への教訓でした。皆さんも気をつけてくださいね。