危機一発夜道を歩いていて、向こうから歩いてきた人がいきなりこっちへ近づいてきた。手には何かを袋に入れて持っている。ギクッとした。その人は私を通り過ぎて後ろの方へ歩いていった。少し歩いてから恐る恐る振り返ると、彼が急接近してきた辺りの横がちょうどゴミ捨て場で、彼はゴミの入った袋を捨てに来たのだった。私は命を捨てずに済んでよかった。