綾瀬、亀有、金町、柴又に次いで訪れた高砂(京成高砂駅)は京成本線、北総鉄道、金町線、また都営浅草線に直通する押上線への乗換もできる東京東部屈指の一大ターミナルといってよいのですが、たくさんのバスが乗り入れ、乗降客でごった返すような感じではなく、スーパーや団地、住宅街が近接した、落ち着いた感じの私鉄沿線の駅らしい雰囲気でした。そんな京成高砂駅の南口の目の前に青和信用組合はあります。封筒には車に乗ったり、水に戯れたり、犬を連れて散歩するなど、いろいろな人(40人近く)が描かれている、ほのぼのとしたイラストです。イラストの下にはロゴマークと組合名のロゴがあり、マークの方は円の下方の円周上にある3点から同じく円周上の最高点(上方中央)にある1点に線が集まっていくようにみえます。線は弧のように直線ではなく、弧を左右反転させたように緩やかな曲線で結ばれて、あたかも一本道を遠近法で表したようでもあり、飛行機が通り過ぎた後の気流のようでもあり、鉄塔を下から覗いたようでもあり、アルファベットの〝A〟を意匠化したようにも見えます。裏面には出納メモと支店一覧が載っています。

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