かつての太陽神戸銀行は神戸銀行以来、兵庫県にとっての県民銀行という位置づけにありました。その後太陽神戸三井銀行→さくら銀行と変遷したころには、阪神銀行がみどり銀行(旧兵庫銀行)を吸収合併してできたみなと銀行が、両行の店舗を引き継いだ上に、県内のさくら銀行の支店の一部がみなと銀行に譲渡されたこともあって、県民銀行と認知されるようになってきました。しかしながら兵庫県に本店がある、第2地銀ではない地方銀行があります。そう但馬銀行(愛称はたんぎん)です。県北部の但馬地方を拠点とするため、人口が集まっている県南部におけるプレゼンスは残念ながら不利な状況にありますが、財務体質は良いと言われています。姫路では支店ではなく、山陽姫路駅ビルにあるATMコーナーを利用させていただきました。封筒は最下部に朱色っぽい赤色とグレイが斜めに交わる形のツートン、グレイ地のところに但馬銀行とあります。裏面には銀行名とサービス案内が小さく載っています。

