夏日で毎日暑いです
この記事は「あきごころ」と同じです。
最近ね、うまく縫えずに
長くかかっちゃったけど、
旦那さんのダイビング服を
縫い縫いしていました
最初、なんか針が持ちにくくて、
なんで、自分はこんなに下手なんだ？？
なんて思いながら縫っていました。
下手だから、全然前に進まない(笑)
それでも、少しずつ縫ってたら
だんだん上手になってきて、
指に思うように力が入るように
なってきました✨
そして、気づきました。
私、16歳依頼のちゃんとした
縫い物だ
ずっと針が持てなくて
縫えなかったんです
そして、
遠い記憶を思い出しました。
私、病気だと分かったとき
それほどショックじゃなかったんです。
一番、ショックを受けた日は、
数学検定を受けることになってて、
日曜日に高校へ登校した日でした。
バイクの免許を取り立ててで、
友達とバイクで少し走り回ってから
行こうということで、
早めにお家を出て、学校へ
遠回りで向かいました。
このとき、私はすでに
バイクを倒しやすかったり、
ブレーキかけにくかったりで、
少しずつ体の異変に気づいていました。
そして、
数学検定の日。
配られたテストに、名前が書けませんでした。
私の名前には「菜」という漢字が
あります。
その「菜」が指が動かず、書けないんです。
結局、名前だけで15分経っていました。
やばい。。。
間に合わない。。
心ではそう思っていましたが、
書けないんです。
次に「8」が書けませんでした。
もうなんか、さすがにこれは変だ。
と認めざるを得なくなり、
書けないテスト用紙を見て、
脂汗が止まらず、怖さが押し寄せました。
私、どうなる？
死ぬ？
倒れる？
これは、、なんだ？
みんながカリカリ回答を書いてる中、
時間が止まったように感じました。
答えはわかっても書けない回答。
成績は最悪。不合格。
不合格はわかってました。
だって、書けてないから。
その日、帰ってからも私の頭の中は
怖さでいっぱいで、
でもお母さんには言えなくて、、
夕飯前に電気を消して、
タオルケットにくるまって泣きました。
何故だか涙が止まらず、
とにかくたくさん泣いたのを
覚えています。
途中「ご飯だよ！」の声も聞こえたけれど、
部屋を暗くして静かにしていたら、
「寝てるみたい」と聞こえ、
バレずにすみ、そのまま朝になりました。
それから数日、生きた心地はせず、
怖さで過ごしました。
あい変わらず書けない文字、
歩きづらい足、、、。
「私の体は異常だ」と言われ
続けているような感じで
死しかないのかもしれない
なんて思っていました。
そのときが一番のショックで、
病名を聞いたときは、なんだか
ほっとしたしたような
認めざるを得ないような変な
安心がありました。
だから、取り乱しもしなかった。
発病前、縫い物も出来ないのは、
家庭科の授業のときによくわかっていました。
それから、病気だと知り、
月日は経って、乗り越えたとき、
初めてトイレに行ったとき、
座っただけで足がつってトイレどころ
じゃなくなった(笑)
初めて包丁持ってキャベツ切ったときは
首の筋がピキっとなった！
たったの一回で(笑)
初めてお餅を食べたら、
胃が痙攣して、めちゃくちゃ痛かった(笑)
病気以来の、こんなにたくさんの縫い物したら、
(私なりのたくさんの量ってことね！)
初めて尽くしのことを思い出しました😊
そして、思ったの。
私、全然変わってない。
私ね、小さい頃からなんだかんだ
体調が悪くて、とろかったんだけど、
小学生で、
なかなか理解出来ないからと
夜中3時まで勉強したり、、、。
と言っても、頭は悪かったけどね
クラブの練習も、
なんだかんだ出来ないからと、
基礎をずっと練習してたり。。
私、自分で言うのもなんですが、
かなりの努力家
病気だと知っても、
治ると信じてたし、
余命を言われても
生きると信じてたし、
寝たきりでも
普通に生活して
お嫁さんになると信じていました。
私の人生、かなりの時間
普通よりマイナスな場所に
長くいました。
それでも、
信じてたら、ここまでこれました。
こんなマイナスな場所にいた
私が、ここまで来たんです。
だからね、普通の人が
信じて進んだら、
もっともっと先へ行くと思います
結局私が伝えられることは、
どんなに遠回りだと感じても
諦めないこと。
だと思います。
諦めなかったから、
今、とても幸せです
縫い物が出来たことで、
こんなに幸せな気分になりました
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます
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