皆さんこんにちは
ヨロコンデです
いつも私のブログを見に来ていただき
ありがとうございます。
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長男ケイは極度の心配性です。
私たち親が心配になる程
異常なまでの心配性です。
自分が未経験の事に対しては
例えそれが、楽しいであろうことであっても
チャレンジできません。
三鷹の森ジブリ美術館でのこと
大好きな「トトロ」の猫バスに乗ろうと
リーちゃんと一緒に30分も順番を待ったのに
いざ、自分たちの番が近づくにつれて
ナーバスになり、「やりたくない。。。」と言い出す始末。
このアトラクションの内容としては
猫バスの大～きなぬいぐるみがあって
その中に入ったり、上に乗ったりする。
それだけ
時間は一組15分程与えられる
親たちは中に入れず、外からガン見しています。
その状況（知らない人達が自分を見てる）が
嫌だったみたい。。。
なんとか、説得しましたが、全く楽しめずに終わりました。
心配性の他に、もう一つ
大きな音が苦手
特に警告音的な音には
耳をふさいで、身を縮ませて
その場から離れます。
歯医者で、レントゲンを撮った時は
レントゲン室に入るのだけで30分程かかり
いざ撮影の時も、撮影用のマシーンが
警告音を出しながら、頭の周りを動きだすと
泣きながら、逃げ出して耳を塞いでしまって
看護師さんも歯科医の方もお手上げ状態。
一旦車に戻り、1時間かかって私が説得した
というエピソードがあります。
そんなケイが、
ケツメイシのLiveに行きたい
と言ったのは、昨年の10月24日
アルバム：ケツノポリス11の発売日でした。
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我が家は全員ケツメイシのファンです。
ケツメイシのアルバムはもちろん
LIVEのDVDもほぼ全部揃えています。
ケイ、リーちゃんの胎教音楽はケツメイシ
車でかかっている音楽もいつもケツメイシ
ケツメイシは
4人組のヒップホップグループです。
メンバーは
ボーカルのRyoji（左から2番目）
ラッパーのRYO（左）
ラッパーでリーダーの大蔵（右から2番目）
ＤＪの 河野（右）
ケツメイシファンでなくても知っている
有名曲には
さくら
涙
友よ
さらば涙
出会いのかけら
また君に会える
君にＢｕｍｐ
などがあります。（もっと良い曲は沢山ありますけど）
見た目のチャラさとは裏腹に
歌詞がとてもよくて、心に響くんです。
ちなみに私が最も好きな曲は
「ライフ イズ ビューティフル」
曲のみですが、YouTubeにあったので
是非、歌詞に注目して聞いてみてください
ケイは、ラップ担当のRYOが大好きで
RYOのラップのパートは殆ど歌えます。
生まれつき耳が良いみたいで
ラップの早い歌詞も、歌詞カードも見ないで
すぐに覚えてしまいます。
※意味はわからず音で覚えてます
過去のLiveDVDを見ながら
RYOが被っているキャップをかぶり
マイクを左手、タオルを右手に持って
RYOになりきります。
そんなケイなので、Liveに行きたい
と言いうのはごく自然な流れなのだと思います。
ケツメイシの
アリーナツアーは2005年から始まって
2年（もしは3年）毎に全国のアリーナを回ります
九州では毎回マリンメッセ福岡で2日間の上演
私と妻は、2011年のマリンメッセ福岡のLiveから参戦、今回のツアーで4回目です。
4歳以上の年齢制限があるので
今回は、パパ、ママ、ケイ3人のチケットを購入
リーちゃんはじぃじ、ばぁば、姪のメグにみてもらうことに。
昨年までは
「早くケツメイシのLive行きたい！」
とはりきっていたのに
Liveが近づくにつれて
少しずつテンションはさがり
当日になると心配事ばかり口にする
ケイ：
「今日何時からはじまると？」
ヨロコンデ：
「17時だよ」
ケイ：
「17時からどのくらいやると？」
ヨロコンデ：
「全部で24曲。
途中でお話やコントがあるから
全部で3時間くらい」
ケイ：
「24曲？
3時間って、すぐ終わる？」
ヨロコンデ：
「。。。楽しいからあっという間だよ。」
いつものモードにはいってきている
妻も私も、ケイが
「やっぱり行きたくない」
と言うことを予め覚悟はしている
もし会場で、耳をふさいで泣き出したら
私が、会場の外に連れていて時間を潰そう
とも考えていました。
でも、会場には一旦は行かせたい
たとえ5分間でも、ケツメイシのLiveを見せたい
16時に家を出発
地下鉄中洲川端駅から徒歩17分
電車内からケイは殆ど話をせず
下ばかりみている。
唯一口を開いたのは
私が時間ギリギリになることに焦って
”間に合わないかもしれない”
と言った時に
ケイ：
「え、Live間に合わんと？入れんと？」
。。。。むしろ入れない方が的な言い方。本当に行きたくないのかな
16：40分 マリンメッセに到着
グッズ販売が場外で行われている
ケツメイシのLiveはタオルを振るのが定番
タオルを2枚購入
ケイに買いたいグッズを確認するも
ケイ：
「。。。。。。いらない。。。」
16：50分 いよいよマリンメッセに入る
入場前にトイレをすませる
ケイ：
「ワルモノ近くにこない？」
ヨロコンデ：
「絶対来ないよ。
それにスタンド席だから、ワルモノ小さくてみえないかも」
ケツメイシのＬｉｖｅと言えば
Live中盤に行われる
”コント劇”
なのです。
アンタッチャブルの柴田がコント指導をして
ツッコミ役としても出演します。
DVDで見たコント劇は海賊もので
ワルモノが出てくるんです
（コントだから全く怖くないのですが）
そのワルモノが今回も出て
自分の近くまで来るのではないか
と心配しています。
ケイ：
「歌は24曲でおわり？
終わってお家に帰ったら
まだ、メグいる？」
ヨロコンデ：
「いるよ。じゃあ行こう
Live始まるぞ。楽しもう！」
会場内は真っ暗
少しもやがかかっている
ステージには、西部劇風のセット
私の手を握るケイの手に力が入る
Cコーナー、スタンド席1列目
ステージ近っ！！！
アリーナ席の最前列（一番右端）
から２Mくらい先に我々の席がある
これ、殆どアリーナ最前列席と一緒じゃん！
妻と私は大興奮
妻・ヨロコンデ：
「ケイ！RYOがすぐ近くで見れるよ！！」
ケイ：
「。。。。」
ワルモノ近くまで来るんじゃないかな。。。。。。
17時 爆音とともにステージのセットが開く
観客全員が立ち上がり、タオルやウィスキーペンライトを振る
ケイは。。。。
ママとパパが立ち上がったから
仕方なく立ち上がっている
パパとママがタオルを振っているから
仕方なくタオルを振っている
RYO、大蔵、Ryojiがステージ中央にたっている
そして、ステージ上段にあるDJ席には DJ河野
カッコイイ！！
大蔵が歌いながらこちらの方に来る
近い！大蔵超近い！
ごっついな～大蔵。ムキムキや。
大興奮の初っ端3曲はあっという間に終わり
RYOのMC
ケツメイシのライブに初めて来る人の中には
ここで若干ひく人も少なくない
RYOのMCはすっごい面白いんだけど
下ネタが多いのだ
そして、結構長い
ヨロコンデ：
「RYO面白いね」
ケイ：
「ねぇ、まだ話おわらんと？」
ヨロコンデ：
「もうすぐ次の曲だよ」
ケイ：
「ねぇ、今3曲よね。あと何曲で終わり？」
ヨロコンデ：
「。。。。あと21曲」
このように
ダルそうな感じで、ケイ初めてのLiveの
時間が流れる
コントが始まった
西部劇のコント
アンタッチャブルの柴田が登場
ケツメイシ4人がボケまくるのを
プロのツッコミでみごとに爆笑の渦を巻き起こす
ケイは。。。。
笑ってない
でも、しっかりとステージを見ている
ワルモノも登場したが、ケイはあまり気にしていない様子
コントが終わると終盤戦が始まる
心なしか、ケイの動きが少しずつ変わっているように見える
曲が始まると自分の意志で立ち上がって
自分の意志でタオルを振っているように見える
パパやママの手や服はもう掴んでない
笑顔はないけど。。。
そして、
”僕らの暮らしっく”
という曲のイントロが流れると
Live中初めて、ケイから話しかけてきた
ケイ：
「これ、ケイが好きな歌」
アンコール前の最後の曲
”カーニバル”
今までのツアーでほぼ毎回
最終曲に使われてた曲
会場全体が歌って踊って
一つになれる曲
パパもママも歌い過ぎて声枯れてる
タオル振りすぎて、もう腕が上がらない
それにしても爆音
大人の私でも鼓膜がどうかしそうな程の音量
ケイは大丈夫か？
ケイは。。。。
ぴょんぴょん跳ねながらタオル振ってる
歌ってはないけど
笑ってもいないけど
曲に合わせてタオルを振って
ぴょんぴょん跳ねてる
カーニバルが終わると暗転。
どこからともなく
だれからともなく
観客席から
おきまりの
”もっと” ←ケツメイシの曲
の大合唱が始まる
ケイ：
「なんでみんな、ずっと歌ってると？」
ヨロコンデ：
「これは、もっとケツメイシの曲が聞きたい！
っていう、皆の気持ちを伝えてるんだよ」
シュクチュク · チュクチュク
DJ河野のスクラッチの音とともに
アンコールが始まった。
「涙」
「さらば涙」
そして、最後の曲
「闘え！サラリーマン」
1週間前に、公園でケイと一緒に歌った曲
ふとケイを見ると
あ！なんか口動いてる。。。ように見える
すっごいタオル振ってる
しかも、ばっちりなタイミングで
振り上げたり、回したり。。。
未体験の事は基本的に避ける子だから
かなり不安だったと思うけど
ケイなりにすっごい頑張ったな
少しは楽しんでくれてたら嬉しいな
最後の曲が終わり
ケツメイシ4人が観客に手を振りながら
ステージを歩いて回る
我々がいる右端の方にも4人が来て
挨拶をしてる。
それにしても近いなステージ。
ケイもじっとケツメイシ4人を見上げている
そして
RYO、大蔵、Ryojiが
ステージ中央の方へ歩きだす。
その時
DJ河野が
こちらを見て何か言ってる
ケイを指さして何か言ってる
そしておもむろにリストバンドを外して
ケイに向かって
DJ河野：
「おまえがとれよ」
と言ったのだ。
ヨロコンデ：
「ケイ！ケイ！！ＤＪ河野がお前に話しかけてるぞ！」
一気に緊張感をあらわにするケイ。。。
ＤＪ河野はゆっくり、取りやすいように
リストバンドを投げてくれました。
そして、、、、
私が掴みました。。。
ごめんＤＪ河野
すぐさまリストバンドをケイに渡して
ヨロコンデ：
「すごいぞ！ケイ！」
ケイ：
「。。。。。。」
不安そうな顔をしてる
大体理由はわかる
これを貰うことで、もしかしたら自分が皆の前で
何かしないといけないのか。。。。
それを心配してるんだと思う
ヨロコンデ：
「ケイ、終わったよ。おうちに帰ろう」
ケイ：
「帰る？もう帰る？」
ホッとしたケイの顔がありました。
会場を出るとケイは少しずつ
ライブの感想を伝えてきました
・柴田がまたコントに出ていたこと
・前回見たコントと設定こそ違うが内容は結構似ていたこと
・カーニバルが盛り上がったこと
・闘え！サラリーマンが楽しかったこと
・ライブにまた2年後も来たいと思ったこと
そして、家に着くと
じぃじ、ばぁば、りーちゃん、メグに
さんざんリストバンドの自慢をした後
驚異の瞬間寝落ち
次の日9時まで爆睡したのでした。
ケイよ
たまには、新しいことにチャレンジしてみるもの良いだろう？
自信をもって。
お前は1万人の観客の中から、ＤＪ河野の注意を惹きつけたんだ
なんか持ってるんだよ
ケツメイシありがとう
ＤＪ河野、感謝します。
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今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました