夕食後のエアロバイクが習慣になりつつある。
走りながら向かいにいるサトちゃんをみる。
この人何考えてんだろ。。
私「サトちゃんのこと、1ミリぐらいしか知らないなぁ」
サト「そりゃそうよ。俺じゃ無いもん。俺もちむのこと知らないけど、それで良いのよ。」
私「わかるわけないよね、他人だもん。そだねそれでいいよね。何とか収まってるし。結婚とかパートナーシップってさ誰とでもそれなりには出来ちゃうと思うんだよ。たまたまサトちゃんだったってだけだと思うことある。」
たまたま良い人だっただけ。ほんと、偶然。
パートナーシップってそんな大袈裟に考えるものじゃ無いと
自分が結婚してみて4年目に感じることの一つ。
それまでの私は結婚を大きく考えすぎてた。
私にとっては良い偶然がたまたま来てくれたと思う。
と言った会話の舌の根も乾かぬうちに、
ちょっとしたことから、
私はイライラし、怒りを爆発させる。
サトちゃんが日経平均株価がどうとか何とか言って、
ちむには関係無いけどとか言い始めて、
多分そこで何か刺激されちゃって、
雪だるま式に溜まっていたものがどどどーって
あふれて
否定されたと感じてしまい
そのあとはお決まりコース。
サトちゃん黙る。ちむちゃんプンスカ。
お風呂も寝るのも険悪。
サト「何で俺が株価の話し始めたら怒られないと行けないの?」
私「株価?なにそれ?そうじゃ無くて少しイラッとしたことから数珠つなぎに色んなことがどばーって脳内めぐって溜まってた負の感情があったの!」
サトからすれば今風に言うと、知らんがなです。
サト「そんなにストレスなら一緒に居ないほうがいいんじゃないですか?」
の一言がピーク。
言わせたのは私。
消化不良を溜め込んだのも私。
結局、自分自身が作り出してること。
朝になると私の気持ちは「はて?何を怒ってた?」
ってぐらい穏やか。
サトちゃんのベットに朝に潜り込んでも嫌がらなかったってのも穏やかの大きな要因ではあるが。
自分の気持ちを探ろうと毎朝の習慣になっている日記にぐりぐり書いてたら、
「あぁ、人は鏡、サトちゃんは私のうつし鏡だったんだなぁ」ってことに気づき落ち着く。
人生をあがいてる私に
私の前に現れて1番近くでこれでもか!
と私が白旗あげて、諦めるまで見せてくれるのが
パートナーサトちゃんです。
このままでいいのだと何も変えなくてもいいのだと腑に落ちるまであがくのです。
来世まで持ち越してもいいんです。
イライラしてる自分のことも人間らしくていいなって思えてるし。
そっか、私か!って思うと
自分に向けて怒ったりイライラしてるんだなと
少し笑えて来ます。