今,実は前歯が無い。


大昔にぶつけて割れて虫歯になって差し歯になったのだ。


そこを再治療していて仮歯が外れてしまった。


すごく気をつけてたのに口の中でパコって感覚になった時のショックたるや。。。


あっ、外れる。。。てか外れたぁ。。


鏡を覗くと


なんとも情けないまぬけな顔の私。


自分では自分の顔は見れない。


何度も鏡やガラスに映る自分をみて、


ガッカリして落ち込む。


サト「仮歯でしょ?そんなの外れるように出来てるんだから当たり前じゃん。外れなかったら仮歯じゃ無いよ」


私はそれでもウジウジしている。


サト「歯が有っても無くてもちむちゃんはちむちゃんだよ」


そんなのいらない。。。


サトは前歯の無い私を見ても笑いもしないし


おちょくることもしない。


あらー可哀想なちむちゃんだねぇ。


と可哀想と言って欲しい歯ナシのために言う。


ちむちゃん、オルガン堂行こうか!


と前から気になっていたオシャレカフェに。


歯なし女を連れてオシャレカフェに行く。


パリッと正装したバリスタと数名の白シャツ女性。


余計な物が無い素敵な店内。


そして、歯ナシ女とその夫が席につく。


数えると席は13席しかない。


カウンターに近い席に案内される。


何故窓際じゃなくて4人席なの。。


よりによってってやつです。


いつもより無口な妻に変わり注文とトークを広げるサトちゃん。


今年、2度目のケーキです。


美しい😍


大人しくうんうんと聞く歯ナシ女。


コーヒーを一口飲んでホァーとしました。


丁寧に入れられたコーヒーは


私を幸せにするようです。


歯が無いことに落ち込んでたけど、


このコーヒーは全てを肯定してくれた感じがした。


いいか、歯無しでもと思えた。


謎にコーヒーに全肯定してもらい、


気持ちがフワッと軽くなった。


なんか歯が無い経験も有ったら出来ない事だし、


よかったかも。


それに、ヤンキーみたいで面白い。


ヤンキーやった事ないから数日ヤンキーだ。


そして、カフェを出る時、


「ありがとうございました、お気をつけて。


良い日曜日を。」


なんと丁寧なこと。


思わず、歯無しを忘れて笑顔になってしまった


歯無しヤンキー女🤣


暖かくなったらまた来ようね。


今度は歯がある時に。


で、ここで歯無しの顔を晒してもイイのだが、


それ、私は出来ちゃうんですよ。


なので、面白くないのでやりません。