サトちゃんの居ない朝、
マサラチャイのスパイスをいつもの量で作ってしまい、
ダークな味になってしまった。
根菜のスープとおにぎりを作り炊事を済ます。
仕事に向かおうと車を出したらなんかガタゴトいう。
あっ、これやべぇ音だ。
数百メートル緩い坂道を下って行きスピードも出ない感じ。
ゆっくりのろのろ家に引き返す。
やっぱり!右後ろタイヤがベチャーってなってる。
「何よりまし?」
→高速道路でパンクするよりまし
→家に戻れないところでパンクするよりまし
いやーでもどうしよう。
もう一台はサトちゃん乗ってってるし。。。
そうだ!バイク!
急いで防寒し、スクーターを出してエンジンをかける。
ひゃー掛からない。。。
焦る。。。
でもかけるしかない。
何度か思わせぶりな態度を取られつつも何とかエンジン始動。
あーバイクが有ってよかった~。
しかも前にカゴを付けてくれたので持って行こうとしてた荷物が全部積めた。
しかも、タイに行く前にバイクの感触を確認できる。
寒いけどフルフェイスだから耳が痛くない。
まぁ、バイクがもう一台あるし、ロードバイクもある。
乗り物沢山あるじゃーん。
実は、
群馬からの帰り道は高速道路で軽バンが飛び石でフロントガラスが傷ついた。
プジョーのフロントガラス治したばっかなのに~
今度はタイヤがトラブルか。。
直ぐ何かと関連付けてしまう私は、
お義母さんが死んだばっかなのに
タイに行こうとしてるからか?
少し罪悪感がある私。
いや、罪悪感を感じているフリなのだ。
悲しいという気持ちになれないことへの罪悪感なのかもしれない。
それとも、
自分の経済状況が今あまり良くないのに働かずに行くのか?
という思いが引き起こしてるのか?
まだまだ「働かない」ってことが「罪」と思っている。
これがサトちゃんとか他人だと何とも思わないのに、
自分が働いていないとダメだと思ってしまうのだ。
いくら自己啓発で学ぼうが、本を読もうが
労働の奴隷マインドは取れない。
働いていることで安心を感じてしまっている。
サトちゃんにも数日前に私個人の経済状況を話す。
サトちゃんは、
「うん、わかるよその気持ち。でも大丈夫だから」
何がどう大丈夫なのか分からないけど、
サトちゃんが大丈夫というのだからダイジョウブなんだろう。
「良くない」ってのも捉え方なのだ。
寒さ、冬は私を急下降させる。
たたみかけるように、サトちゃんが不在。
なぜ不在の時にパンクするんだよぉー。
我儘だと思われるだろうけど、
正直にサトちゃんに
「帰って来て~って思った」ってことを伝える。
サトちゃんの代わりにロードサービスを手配してくれるって。
遠隔操作の神❤️
寒空の中バイクを走らせてたら、
「ええい!なんでも来い」って気持ちになって、
休むのが怖いけどタイの暖かさ(暑さ)に触れたら
そんなの消えちゃうに決まってるさ~ってなって来て、
仕事場に着くころには、
次はどんなトラブル?出来事?
何が来る??
少しワクワクしてる私がいました。