48歳の誕生日の昨日、
ナマズ釣りにいきました。
私は手長エビ狙いでした。
(釣果は一匹)
しばらく動きが無く、
ペットボトルの落とし込みにナマズが2匹掛かったのみ。
サトちゃんのウキの周りでナブラが立つ。
しばらくのナブラ祭りから
サトちゃんの竿にヒットしました。
めちゃくちゃ引きます走ります。
引き揚げてみると、
それはナマズではなく、
ボラでした。
ボラは釣っただけで臭い。
すくったタモも臭くなる。
(タモは臭くなったようです)
運んだ車も臭くなるとも。
とまぁそんなわけで、
普通は食べません。
普通は食べないでリリースのボラを、
サトちゃんは持ち帰って食べたいと言う。
くっせーと定評のあるボラ。
卵巣はカラスミになりますが時期じゃ無い。
ボラ✖️3
アメリカナマズ✖️2
一緒に行った北ちゃんと私は、
結果を知っている。
血抜きもしないボラを持ち帰ったらどうなるのか。
でも、サトちゃんは3匹も持ち帰ると言う。
ナマズは2匹。
計5匹。
中々の巨大魚である。
暗い顔の私に北ちゃんはコソッと、
「サトちゃんは経験したいのよ。経験させてあげて。マズイねーって2人で食べてもそれが思い出になるし^_^」
おそらくマズイであろう物をわざわざ食べるのか?
しかも、ナマズにボラ。。。
しぶしぶオーラ全開の私。
サトちゃんもそれを察知してか
疲れている筈なのに家に着いてから日付が変わる前まで黙々と自らが捌く。
私は、あまり顔に出さないように側でみつめる。
内心ドキドキです。
塩水洗いの準備をして、
酒で洗う準備をして。。。
そばに張り付き監視する私を
サトちゃんは、気にも止めず捌く。
ところが、
鼻がひん曲がる程くっさーんだろうなぁ
って覚悟していたボラは
脂が乗ってて身は全く臭く無い。
内臓が接しているハラスの部分は少し臭うが
血抜きをしなかったのに臭みはない。
あれれ?
ほうら、だから言わんこっちゃない!
って用意してたセリフが言えない。
今回は、
サトちゃんのチャレンジ勝ちのようだ。
私は、3枚におろされタイのような見た目切り身の水分をふき取りながら、
「サトちゃんの3つの価値観の1つは【新しい】だったなぁ。。」
「この人、自分で経験して確かめないと常識では〇〇と言われてても信じない人だった」
そうだった。
そう言う男だった。
ブレない男だ。
いやいや、
まだ食べてみないことには。
仕事が終わった夕方も
あー今夜はボラとナマズかぁーと憂鬱。
冷蔵庫の中で臭くなってるのではないか。
と考えていたのだ。
早速夕飯に調理
ボラを揚げるサトちゃん
ボラのフライ
ナマズの蒲焼き
私はサトちゃんの食べてるのをみてから
超恐る恐る実食。
ん???
びっくりするほど全く臭く無い。
認知の歪みなく、
臭くないむしろ美味。
サト「イワシの150倍は臭みが無い」
私「なんで150倍なの?」
サト「それは、俺の感覚値だよ」
直ぐに北ちゃんに報告。
「サトちゃんのすることに間違いはありません」
「宇宙一の男だから❤️」
結論として
「常に間違ってるのは俺とかなちゃんだから」
ってことになりました。