今日は
⑨告知前の告知
から過去の記録をつけていなかったので
その続きを残したいと思います
NICUでの担当の先生に呼ばれて
個室にて告知を受けた
机の上の検査結果の紙
21番目の染色体が3本
「申し上げにくいのですが、幸也くんは、染色体異常が認められました。ダウン症です。」
やっぱりそうなんだ…
ショックだった
涙がでそうになるのを
必死で堪えて
冷静を装って話を聞いた
21トリソミーについて
合併症の治療について
今の幸也の状態について
看護師の言動の謝罪
これからのフォロー
先生の説明は続いた
私の体はその間
ずっと強張っていた
最後に
「なにか質問ありますか?」
と聞かれたが
声を発すると
涙が溢れてしまいそうなので
いいえと答えるのがやっとだった
のんちゃんの様子がどうだったかは
自分の動揺を隠すのに精一杯だったので
覚えていない
ぎこちなく部屋を出て
NICUに戻る廊下で
一緒にいた師長さんが
「でも、ミルクよく飲むよね~」
と気遣って普通に話し掛けてくれた
笑いながら
ガブ飲みしてますよね~
なんて言葉を交わしたが
目に涙が滲んできて
師長さんの顔は見れなかった
幸也の元に戻り
やっぱり可愛い我が子
健康に産んであげられなくて
ごめんね
そう思いながら
頭をなでる
抱きしめる
でも心臓だけならまだしも
ダウン症って…
これから先のことを考えて
心の中で
色んな想いがうずまいた
帰る時
病院の駐車場で
のんちゃんと車の中で二人になると
泣いた
悲劇のヒロインになったかのよう
自分の事ばかり考えては
なんで私が…
治すことができない
一生背負っていかなくちゃならない
嫌だ
ダウン症の事をよく知らなかった私は
障がい児の親になることに
抵抗を感じていた
生まれてきてくれた
幸也に申し訳ないと思いつつも
人として最低な事も考えた
そんな中でも
毎日病院に通い
沐浴したり授乳をしたり
幸也と触れ合っている時は
やっぱり幸せだった
自分の心が壊れそうになったり
ふざぎこむ事はなかった
性格上明るく過ごしてはいたが
時に
どうにもならないことを
うだうだ考えては
でも大丈夫
守ろう!
と前を向いたり
そんな浮き沈みを繰り返し
なんの迷いもなく
事実を受け入れるまでには
時間がかかった
その間も
周囲の人があたたかい言葉をかけてくれる
「頑張っているのは幸也なんだから」
「両親が認めてあげなきゃ」
私達が一番よくわかってる
わかってるよ…
だから胸が痛い
その時
『ダウン症でもいいんです』
と自分のまだ揺れている気持ちを偽って
そう言えるような
大人な心は私にはなかった
だから
私達を想って諭してくれている
その言葉でさえ
重くのしかかるようだった
でも
当事者にしか
わからない気持ちがあるんです
色んな葛藤があるんです
人間だから色々考えてしまうのは仕方がない事だ
幸也を守りたい
この気持ちは真実なんだから
だから正直でいていいんだ
そう思うと
気持ちが楽になった
《今日のおきあがりこぼし君》
プランターに花がたくさん咲きました


「今日の僕はハチさんでしゅ!」
お尻だけかと思いきや…
こっちも

「ブンブン!早くお花んとこに連れてって!」
そういえばおとといの
こども病院で診察を待っている時
待合室にでっかいハチが
こそこそと低空飛行してきて
何故か私のまわりをブンブン
びっくりしすぎて
のぶとい声で
「あ゛~っ」
と騒いでしまい
ハチですハチ…と弁解したものの
恥ずかしかったです
そんな事もありました焏
⑨告知前の告知
から過去の記録をつけていなかったので
その続きを残したいと思います
NICUでの担当の先生に呼ばれて
個室にて告知を受けた
机の上の検査結果の紙
21番目の染色体が3本
「申し上げにくいのですが、幸也くんは、染色体異常が認められました。ダウン症です。」
やっぱりそうなんだ…
ショックだった
涙がでそうになるのを
必死で堪えて
冷静を装って話を聞いた
21トリソミーについて
合併症の治療について
今の幸也の状態について
看護師の言動の謝罪
これからのフォロー
先生の説明は続いた
私の体はその間
ずっと強張っていた
最後に
「なにか質問ありますか?」
と聞かれたが
声を発すると
涙が溢れてしまいそうなので
いいえと答えるのがやっとだった
のんちゃんの様子がどうだったかは
自分の動揺を隠すのに精一杯だったので
覚えていない
ぎこちなく部屋を出て
NICUに戻る廊下で
一緒にいた師長さんが
「でも、ミルクよく飲むよね~」
と気遣って普通に話し掛けてくれた
笑いながら
ガブ飲みしてますよね~
なんて言葉を交わしたが
目に涙が滲んできて
師長さんの顔は見れなかった
幸也の元に戻り
やっぱり可愛い我が子
健康に産んであげられなくて
ごめんね
そう思いながら
頭をなでる
抱きしめる
でも心臓だけならまだしも
ダウン症って…
これから先のことを考えて
心の中で
色んな想いがうずまいた
帰る時
病院の駐車場で
のんちゃんと車の中で二人になると
泣いた
悲劇のヒロインになったかのよう
自分の事ばかり考えては
なんで私が…
治すことができない
一生背負っていかなくちゃならない
嫌だ
ダウン症の事をよく知らなかった私は
障がい児の親になることに
抵抗を感じていた
生まれてきてくれた
幸也に申し訳ないと思いつつも
人として最低な事も考えた
そんな中でも
毎日病院に通い
沐浴したり授乳をしたり
幸也と触れ合っている時は
やっぱり幸せだった
自分の心が壊れそうになったり
ふざぎこむ事はなかった
性格上明るく過ごしてはいたが
時に
どうにもならないことを
うだうだ考えては
でも大丈夫
守ろう!
と前を向いたり
そんな浮き沈みを繰り返し
なんの迷いもなく
事実を受け入れるまでには
時間がかかった
その間も
周囲の人があたたかい言葉をかけてくれる
「頑張っているのは幸也なんだから」
「両親が認めてあげなきゃ」
私達が一番よくわかってる
わかってるよ…
だから胸が痛い
その時
『ダウン症でもいいんです』
と自分のまだ揺れている気持ちを偽って
そう言えるような
大人な心は私にはなかった
だから
私達を想って諭してくれている
その言葉でさえ
重くのしかかるようだった
でも
当事者にしか
わからない気持ちがあるんです
色んな葛藤があるんです
人間だから色々考えてしまうのは仕方がない事だ
幸也を守りたい
この気持ちは真実なんだから
だから正直でいていいんだ
そう思うと
気持ちが楽になった
《今日のおきあがりこぼし君》
プランターに花がたくさん咲きました


「今日の僕はハチさんでしゅ!」
お尻だけかと思いきや…
こっちも

「ブンブン!早くお花んとこに連れてって!」
そういえばおとといの
こども病院で診察を待っている時
待合室にでっかいハチが
こそこそと低空飛行してきて
何故か私のまわりをブンブン
びっくりしすぎて
のぶとい声で
「あ゛~っ」
と騒いでしまい
ハチですハチ…と弁解したものの
恥ずかしかったです
そんな事もありました焏