思いがけない乳がん告知を受けたのは去年の今頃だ。もう一年たった。
「あっという間の一年」とはよく言うけれど、この一年は人生の中で一番早く過ぎた年だったと感じる。
次の一年も、また次の一年も、「あっという間だった」と、平穏に過ぎて行ってくれるのが一番いい。

パクリタキセル全クール終了した。
後になるほどひどくなる筋肉痛、関節痛、倦怠感、しんどさ、しびれ。

それに加えて、今度はなんと放射線性肺炎になってしまった。

ガイドラインには「発症は100人に一人程度なので、それほど心配する必要はありません」という旨の記載があったが、大当たりするとは。

夏風邪っぽく咳と微熱が2週間ほど続いて、近所のかかりつけ医で薬をもらっていたのだが、外科の受診日(この日もまだ熱があった)の血液検査の結果の悪いこと…!
ドクターに咳と微熱のことを伝えると、すぐにCTを撮るように指示があり、結果は見事な肺炎。風邪ではなかったのだ。

放射線治療終了後、4~5カ月目ごろに発症するらしく、これもまたジャストタイミングである。

このところとにかく体のしんどさが半端なかったのだが、パクリの副作用だとばかり思っていた。

いろんなことがあるものだ。

入院は何とか勘弁してもらい、外来でのステロイド剤服用による治療となった。
これからプレドニゾロンと長い付き合いになりそうだ。
あの、ムーンフェイスになる強烈な薬…。

これも経験しときなさいということなのだろう。
頑張って治していこう。



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以前パクリタキセル副作用の記事で、FECと比べて脱毛はマイルドだ、と書いた。

脱毛にも波があるらしく、たぶん毛根のサイクルの関係だろうが、一昨日から脱毛第二弾が一気に訪れ、丸坊主ではないがかなり地肌が透けて見える状態になった。

パクリ開始から15週目。

最初の3週目を過ぎたあたりでかなり抜けたが、頭頂部と前髪以外はぼちぼち残った状態で推移していた。
それが一昨日、洗髪時に指が真っ黒に見えるくらい抜け毛が絡まり、あ~また来たね~と、念入りにシャンプーして抜けるだけ抜き、排水溝を掃除、上がってから洗面所でしゃがんで床に落とせるだけ髪を落として掃除機をかけた。昨日もけっこう抜けた。

今は髪が全体にまばらに1~2割ほど残っている感じかなあ。このまま丸坊主まで突き進むのかここでまた止まるのか?

どちらにしても、帽子、スカーフ、どうしてものときはウイッグで何とかなっているが。

毎週月曜日投与のパクリ副作用のだるさしんどさ関節痛筋肉痛、回を追うごとにひどくなっている感じ。
今日木曜日、少し元気になった…。

残暑厳しい中、皆様もお元気で…。

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私は子供のころからとにかく蚊に刺されやすい。
そういう体質としか言いようがない。毎年夏じゅうほんまにかゆい~。

何人かでいても私一人刺されて一人かゆがっている。さらに、刺されたところは何日もかゆいし、いつまでも痕が残る。

夕刊を取りに門まで出たその一瞬に。月を見にちょっとベランダに出た時に。庭の水まきの時は腕カバー、虫よけスプレー、腰に吊り下げ蚊取り線香、そこまでしても、腕カバーから出た、ホースを持つ指先や、虫よけがかかっていなかったらしい足首の一点を狙って刺される…。耳無し芳一か~。

パクリタキセル投与中の今年の夏は、もしかしたら丸腰で庭に出て大丈夫かも?と期待していたが…。

本当に残念だが、私はこの夏も例年通り蚊に刺されまくりである。
今日も新たに2か所刺され、昨日までのものも含め現在かゆいところは7か所~。

パクリよりも、私の蚊に刺されやすい体質が勝ったのか。
抗がん剤の種類によるかもしれない。

ということで、私に関しては、「抗がん剤治療中は蚊に刺されにくい」は当てはまらなかったことをご報告します。

↓たくさんの方々が病と闘っておられます。

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