◆人生の節目は御宝前で

 本門佛立宗の信者は、人生における冠婚葬祭も御題目の御本尊の御前(御宝前)で執り行います。


 ◎ 子供を身ごもったら・・・ ◎

 妊娠五ヶ月目頃になったら“腹帯御本尊(ふくたいごほんぞん)”をいただき、これから先の胎児と妊婦の無事を祈る“安楽産福子(あんらくせんぷくし)”の御祈願をします。


 ◎ 赤ちゃんが誕生したら・・・ ◎

 赤ちゃんが誕生して一ヶ月後位になったら初参りをします。お寺への初めてのお参詣をさせていただき、無事出産の御礼と将来の無事成長のご祈願をします。


 ◎ 七・五・三を迎えたら・・・ ◎

 男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳のお祝いをする「七・五・三」を迎えたら、お寺で無事養育成長の御礼のお参詣をします。


 ◎ 成人式を迎えたら・・・ ◎

 毎年一月の成人の日前後の日曜日に、お寺で「成人御礼言上式」が執行されますので、お参詣して御宝前に無事成人の御礼を申し上げます。各市町村で催される成人の日の行事とは、通常、重なることはないので両方、出席することに問題はありません。

 

 ◎ 結婚式にのぞむにあたり・・・ ◎

 人生の厳粛な第一歩を踏み出すにあたり、御宝前結婚式(仏前結婚式)を挙げて、仏さまに新しい家庭をご守護いただきましょう。御宝前結婚式を挙げるとお相手も御法の尊さを理解して頂けるようになり、幸せな門出となります。


 ◎ その他の式典・ご祈願も御宝前で・・・ ◎

 地鎮式・上棟式・受験・就職等のご祈願、通夜葬儀、年忌法要、墓碑開眼などのご回向、その他宗教的行事・仏事に関すること等については、必ず教化親または役中にご相談ください。他宗や新宗教などと違い法外な費用はいっさいかかりません。