今どき、このようなことを本気で言ったりする教育委員会が本当にあるのか。

 

 令和6年4月6日9時3分配信の日本テレビNNN Newsでの記事を拝見して仰天した。

 この記事に記された内容が虚偽であれば、当該の教育委員会は日本テレビに対して抗議し、訂正を求め、訂正記事を全国に配信させるべきであろう。

 以上の記事は、都城市教育委員会ととある女子中学生の御母堂との間での対話の内容である。

 この御母堂には、都城市教育委員会開設設置のとある都城市立中学校に本年度4月から新入学する中学1年生の少女が居られるということである。女子中学生の下着の色の学校長指定を規定している校則についてその御母堂が不安を抱いているということである。

その事務局職員を通して、都城市教育委員会教育長に対して、その御母堂は、都城市教育委員会開設設置のとある都城市立中学校に本年度4月から新入学の女子中学生としての自分の令嬢のことを憂慮して、都城市教育委員会開設設置のとある都城市立中学校長が校則で行なっている 下着の色、髪の長さ、眉毛の長さの指定、制服での名前や学校名の刺繍明記、性被害の虞れを伴う服装検査の実施 について疑問に思い、それらの理由を問うた。

 ①校則では、シャツやセーラー服の下に着る下着の色が白色、黒色、紺色、グレー色、ベージュ色の何れかで、しかも、それらの何れかの単色にすることと規定されているが、その御母堂は、以上の5つの色の特定化の理由を問うた。その際、その事務局職員を通して、都城市教育委員会教育長に対して、その御母堂は、女子中学生の下着がその通常の学校生活では他の男女の上級生や下級生や同学年の中学生と教員たちなどにも見る機会があまりないし、そのような下着に対する色の指定が、セクシャル・ハラスメントになり、それで、女子中学生に対する人権侵害に相当すると述べ、学校教育との関係性を有さないと主張する。

 その御母堂は、下着の色の選択について、女子中学生であったとしても個人の自由で、女子中学生の学校での勉強や授業に対して否定的影響がないと主張する。また、その御母堂は、下着の色の特定化が校則で規定されていると下着検査を行う男性教員による女子中学生の性被害の誘発を憂慮している。

 ②さらに、校則では、女子中学生の制服に学校名と名前の刺繍を入れることと規定されている。その御母堂は、現在の日本では性犯罪が常態化しているために、通学中に自分の子どもの個人情報が他の通行人などの不特定多数の他人に知られてしまう可能性を憂慮している。

 ③それと共に、女子中学生の前髪の長さが眉を越えないことという規定と一般的には通常は眉毛用の小さなコームや鋏やシェーバーや毛抜きや睫毛ビューラーを使用して行う眉毛を見栄え良く形良く手入れしないことという規定が校則にはあるが、その御母堂は、校則のこれらの規定に対しても疑問を有する。

 上述の問い合わせについて、女子中学生という自分の子どものことを憂慮して質した御母堂に対して、都城市教育委員会教育長が回答したのか否かは分からないが、日本テレビは、御母堂の上述の問い合わせについて都城市教育委員会教育長に回答を求めたということである。

全国ニュースをテレビで配信する報道機関である日本テレビの取材に対しては、都城市教育委員会教育長は御母堂の上述の問い合わせについて次の通り回答したようである。日本テレビの取材に対する都城市教育委員会教育長の回答内容によれば、校則で記された下着というのは、都城市教育委員会教育長が言うところでは「パンツやブラジャー」のことではないということである。都城市教育委員会教育長は、校則で記された下着について、いわゆる肌着であって、具体的に言えば、「Tシャツやタンクトップなど」であると主張した。 

念のために申し上げるが、愚見であるが、下着というのは、肌着という相対的に大きなカテゴリーの中に含まれる相対的に小さなカテゴリーである。肌着即下着ではなく、下着即肌着ではない。肌着と下着は同一物を意味しない。小学生や中学生に対して国語や漢字を教え、その意味も教える小中学校の教員免許現有の教員たちも人事異動で教育委員会事務局の職員になっている場合もあるにもかかわらず、肌着と下着が同一物で同一の意味であるというのを前提とした都城市教育委員会教育長の以上の回答内容は奇異ではないのか。

しかし、都城市教育委員会教育長のこの回答によれば、都城市教育委員会設置開設の中学校の男女の中学生が着用する、都城市教育委員会教育長が言うところの「パンツやブラジャー」という普通言う下着の色について、校則上、白色、黒色、紺色、グレー色、ベージュ色の何れかではなく、しかも、それらの何れかの単色でなくても良いということである。校則上、白色、黒色、紺色、グレー色、ベージュ色の何れかで、しかも、それらの何れかの単色でなくてはならないというのは、都城市教育委員会教育長のこの回答によれば、都城市教育委員会設置開設の中学校の男女の中学生が着用する、都城市教育委員会教育長が言うところの「Tシャツやタンクトップなど」であるということである。

 都城市教育委員会設置開設の中学校の男女の中学生が着用する、都城市教育委員会教育長が言うところの「Tシャツやタンクトップなど」の色の指定が「華美にならない」ようにという理由に基づくようであるが、白色、黒色、紺色、グレー色、ベージュ色の何れか以外の色であって、しかも、それらの何れかの単色ではない「Tシャツやタンクトップなど」が華美になるとは思えないし、元々、都城市教育委員会設置開設の中学校の男女の中学生が着用する、都城市教育委員会教育長が言うところの「Tシャツやタンクトップなど」それ自体がたとえ色彩で華美であったとしても、その華美というのが何か道徳的に問題があり、悪いのであろうか。報道によれば、昨年末、近畿の自民党若手議員たちの会合後の懇親会で、県連が手配した下着然露出衣装着衣の女性ダンサーたちに口移しで紙幣のチップを渡すとか、ダンサーにボディータッチしたり、ダンサーの衣装に何らかの紙片を挟む参加議員の政治家として非常識な行為は絶対的に道徳的に問題があり、悪いのであろう。その政治家たちは子どもに説明できないことを行うなと言いたい。