静岡県知事の辞職届文面の参考文

 

リニア完成を当初の予定期日よりもさらに10年後に遅らせることに成功した。JR東海の社長からそのことが発表されてから、静岡県知事がようやく、辞職を表明した。しかし、即時の辞職ではなく、次期県議会定例会の初日に辞職するということであるようである。精誠な心では辞職のその期日の意味が最初分からなかった。ところが、静岡県知事は6月支給の賞与をもらいたいために辞職を引き延ばすようである。知事は政治家であって、一般の職員ではないであろう。あの静岡県知事は政治家ではなく、その行為は兎も角として、その気分において一般の職員であったのではないのか。現在の静岡県議会の中の知事与党と思われる会派も、6月までの辞職延伸は県政停滞になる可能性があるということで、あの静岡県知事に即時辞職を求めた。静岡県知事は、その求めに対する諾否の言質を提供しなかったようである。リニアの静岡工区の工事許可について決裁した上で、静岡県知事は、即日辞職して頂き度。

静岡県議会議長宛辞職届の文案についてお分かりではないようであるが、下記で良いのではないかと愚考致します。この辞職願は、天皇機関説事件の際に、当時貴族院議員であった美濃部達吉が当時の貴族院議長公爵近衛文麿に提出した貴族院議員の辞職願の文面(毛筆楷書)を参考とした。

辞職願

                         私儀

一身上ノ都合有之静岡県知事辞職仕度候間可然御高配被下度此段奉願候

令和6年4月5日

静岡県知事 ○○○○ 印

静岡県議会議長殿