北陸新幹線の延伸開通で東京などから観光客たちが金沢などで大挙して宿泊するので、能登の地震と津波の被災者たちは、県から言われて避難している金沢市内の旅館やホテルなどの宿泊施設から退去する日時を県が指定しているとテレビは全国に放送した。また、体育館行きか。
これは本当のことであろうか。それは、県から言われて避難している金沢市内の旅館やホテルなどの宿泊施設から能登の被災者たちを追い出して、この度延伸開通した新幹線で東京などから金沢に来る観光客たちを宿泊させるということであろう。県から言われて避難している金沢市内の旅館やホテルなどの宿泊施設から能登の被災者たちを追い出した旅館やホテルなどの宿泊施設に喜んで宿泊する日本人はいるであろうか。人道よりもお金が大切であるということであろうか。加賀前田藩の武士や町人はそのような人格か。日本人だけではない。事情を知れば、欧米人さえも金沢宿泊を躊躇するかもしれない。人道よりもお金が大切であるということは石川県の学校の子どもたちにはよく教育されるであろう。不肖は拝金主義について絶対的に悪で不義であるとは考えていない。道徳万能主義と共に拝金主義も民主主義社会の日本では当然に尊重されて然るべきであると愚考する。民主主義社会の日本では、適法であれば、いろいろさまざまな考え方や世界観があっても良いというのが愚感である。