数年前、福岡の同じお嬢様小規模私立大学において、同じ学部で、心理学やその他を教える同じ学科で、その学科には10人前後の先生たちしか所属していないが、わずか3か月余の間に、相次いで、2人の若い先生が、詳しいことは分からないが、表向きは一応は病気を理由として突然に急に死亡したということになっている。その2人の先生の死亡は大学の休暇を挟んでいた。学生たちは、その急死ということになっている2人の先生の死亡について、各々新年度の春休み明けと後期の夏休み明けになって初めて知ることになった。2つの各々の休み以前、学生たちはたいてい、その2人の先生の元気な姿と陽気な声音を学内や講義室などで視聴していたので、2つの各々の休みが終わり、大学に戻ったら、その2人の先生が死亡したということと共に、自分たちが在学する大学に何かが起こったりしたのではないのかと憂い、それを受け止めることができないで、動揺した。