新年早々能登で大災害が発生し、大変な状況が今も続いている。被災国民には生活物資は届かず、生活物資を空輸しようとした海上保安庁の航空機は羽田空港で事故で死傷者が出た。私共の感覚では、総理は自分の時間を全部被災国民の生命と救助のための陣頭指揮に使わなければならないであろう。ところが、岸田首相は1月4日、記者会見を行い、自民党派閥の政治資金事件を受け、来週、自民党に総裁直属の機関として政治刷新本部を立ち上げると表明した。私共は、総理は、そんなことを行う時間があれば、能登の被災国民が今困っていることに何とかするように指揮を行うべきではないのか。