12月17日に、ワサビ(猫)が亡くなりました。

夜遅く仕事から帰宅したら、床で冷たくなっていました。
夏ごろからだんだん弱っていて、最近はめっきり痩せてしまったので
「新しい年を迎えようね、頑張ろうね。」と言ってましたが、
なくなる2~3日前から水を飲まなくなったり、けいれんを起こすようになり、
私のいない間に息を引き取りました。
最期を看取れなかったのが心残りです・・。
ワサビは6年前の春に、ひょっこり我が家に現れました。
動物病院に連れて行ったら、避妊手術を既に済ませているようだということで、
捨てられたのか迷ったのか、とうとう分かりませんでした。
保護時に7~8才はいっているのでは、という話でした。
そのまま我が家の保護猫に。
みんなにケンカを売って嫌われ者だったけど実はすごく甘えん坊だった。
個性的な彼女。
眼力があったなぁ。
目つきが悪かったけど、緑色で綺麗な目だった。
声がハスキーでギャアギャア鳴いてごはんの催促をしたり
わざと牙を摺り寄せてみせたり(先の欠けた牙は結構痛かった)
尻尾がとても長くて筋肉で出来ているような体で
シャムの血が入っていたのか、口と足に黒い毛だが混じっていた。
齢をとって来たら、お鼻の横にイボが出来たね。
夏以降はカリカリが食べられなくなって、毎日とろみのご飯になって
水道の流水しか飲まなかったから大変だったよ。
あんなにみんなにケンカを売って嫌われていたのに、なんだかパワーが無くなって、
みんなとくっついて寝れるようになったのが、私はちょっと複雑な心境だったんだ。
最期は台所のどん詰まりを自分のナワバリと決めてしまって
ペットヒーターを使ってそこに一匹で棲んでいたけれど
杏さんがペットマットを譲ってくれたので、最後はホカホカで過ごすことが出来たね。
たくさんの思い出をありがとう。
ばいばい。またね。
池袋のサンシャインシティ水族館で、今、「へんな生き物展」を開催していますが。


何かに似ている・・と思ったら、ワサビでした(笑)
見かける度にちょっと泣きそうになる。