今日、別居している弟から電話が来て
いきなり聞かれました。
「母ちゃんさ、洗濯機買い換えた?」
我が家は小さな二世帯住宅で、
母が一階の外に二層式の洗濯機
私が二階のベランダに全自動の洗濯機を持っていて
それぞれ使っています。
最近、母が使っている二層式洗濯機が、使うたびにキィキィ音を立てるので
「そろそろ買い換えるようかなぁ。」と言ってはいたのです。
私「いや、まだだけど?」
弟「じゃさ、洗濯機、いる?」
何かというと、弟の息子(つまり私の甥っ子)が
夏祭りのくじ引きで洗濯機を引き当てたそうな。
なんてクジ運が強いのだ!とビックリ。
それで、「母ちゃんが使うなら持っていく。」という。
私「でも、それならあんたのうちでその新しい洗濯機を使って、古い方を頂戴な。」
弟「いや、当たったのは二層式で、そんなに高価な洗濯機じゃないんだよね^-^;)
うちのは全自動のドラム式だし。
母ちゃんとこなら二層式の方がいいかなって。」
あ、なるほど。
何度も洗濯機の前に立つのも大変だから、全自動にしたら、と以前、母に勧めた事があるけど、
「使い慣れないので全自動は嫌なんだ。」とかたくなに拒否されている。
私「じゃあ、母さんに聞いてみるね。」と一旦電話を切って伝えに行くと
母はいらない、という。
音のキィキィ言うのは、ミシン油を差したら直ったのだそうだ。
母「それにね、使いなれない洗濯機は嫌なんだよ。」
私「じゃあ、決定的に壊れた時のために、一応もらっておいて、玄関先に置いておけば?
玄関先に置けるように、他の荷物を片付けるから。」というと
母「場所を取るからいい。」・・・-_-;)
まぁ、母はいつもこんな感じで。
一度決めたらわが道を変えない。
結局、洗濯機はもらわない事になりました。
弟はせっかく当たったのだから一応もらっておいて、今後どうするか考えるそうです。
せっかく気にかけてくれた弟や甥っ子には申し訳ない事をしましたが、
歳を取るとほんのちょっとの事でも環境が変化する事に順応出来なくなるのですね。
かくいう私も、携帯の機種変とか、ネットの接続契約とか・・変化を迫られるのが凄く苦手。
必要に迫られないとなるべく変えたくない方です;
でも、「心変わり」は置いといて、環境の変化があっても柔軟に適応できる状態でないと、どんどん脳は退化しちゃいます。
いつまでも適応力のある柔らかい脳を維持しないとね;
ガンコになってきたら、要注意です。
にしても、あまりクジ運のぱっとしない我が家。
洗濯機は今までで最高値じゃないかしら?
孝行者の甥っ子だ。