高吉会長から栗原裕康市長に対し義援金が手渡されました!
5月12日(木)10:00に沼津市役所市長室において、沼津野球連盟学童部の高吉 文雄会長をはじめ、本部役員の長尾 秀樹さん、白土 吉彦さんと、学童部の相談役としてわたくしも同行させていただき、3月11日に発生した東日本大震災において被災された皆さんのための義援金を、栗原裕康沼津市長に対し手渡しして参りました。
額面は10万円であり、栗原市長からは感謝状が手渡されました。
この10万円の金額には、学童部に所属する児童たちが、自分たちのおこずかいから集めたお金が含まれております。
これは今回の震災で、東北地方の広い範囲で、同じようにスポーツ少年団に所属し野球をやっている子供達の中に、被害にあわれた方がたくさんいるという事を知り、自分たちにも何か出来ないかという事で募金を行い、義援金として贈ろうという事になったことによります。
その話を聞いて、栗原市長も沼津市だけでも今回の大震災に対し義援金として集まった金額が、3、600万円を超えるに至っている事を話されました。
さらに別の団体に所属する子供たちの話として、家族旅行に行く予定だったが、あの悲惨な状況を映像で見て、家族で話し合って旅行を中止し、旅行のために貯めてあったすべてのお金を寄付してくれた親子の話などを披露しておりました。
今回の学童部からの寄付に対し、「子供たちの心のこもった義援金を、市長としてしっかりと受け取りました。皆さんのその誠意に対し、心より感謝いたします。これからも、野球を通じて、立派な人格者となれるように、日々精進してもらいたい。」とのお話があり、高吉会長も、「子供たちにしっかり伝えさせていただきます。」と申されました。
「他が為に。」という言葉があります。
世知辛い世の中であればこそ、小さい時からこのような情操教育をしっかり受けることができるのも、スポーツ少年団に参加することの意義があると信じてやみません。
学童部の子供達、そして役員や父母会の皆さん、今回の行動に対し心より感謝申し上げます。