プロ野球開幕から1ヶ月。
カープは大連勝からの中連敗、そして一進一退の状態です。
選手にとっては今一番体力的にも精神的にも苦しい時かもしれません。
ただ負けるときも完全ギブアップの状態は少なく、ある程度ゲームを作った上での敗戦です。選手も固定メンバーを作りながらも競争するポジションでは若手、ベテラン問わず試していますので目の前の結果にとらわれず、秋を見据えた戦い方ができていると思います。
さて連敗のきっかけとなったのは、あの緒方監督の退場した試合からではないかと思います。
一塁塁審による2度のミスジャッジの試合です。
それについてはマスコミやSNS等でかなりの話題になっていて、批判的なこともよく書かれています。
カープにとっては不幸なジャッジだったと思います。
ただミスジャッジは昔からありますし、技術の低下を言われていますがそうでもないと思います。
昔のプロ野球、私の世代では慶彦さんや小早川さんの時代ですが、その時は結構雰囲気でアウト、セーフが決まっていたような気がします。あくまでも主観です。
例えばゲッツーなんか、ベース踏んでなくてもアウトになっていましたし、ファーストも送球を捕る前から足離してました。
ある意味、セーフをアウトと言わせる技術、それがプロ!というような感じでした。
アマチュアはそうはいかなかったですけど。
試合を迅速にコントロールするためにはある程度のアソビの部分が必要だったのかもしれませんし、ファインプレーで観客がワーとなる場面で厳密にセーフって言ってしまうとしらけるショービジネス的な観点もあったと思います。
今は、、、、、
カメラの性能アップにより映像も鮮明で、SNSという双方向に意見が言える時代になり、何より国際試合のガチンコ対決というものがあるので、厳密に厳格にということがより一層求められる時代になったのではないかと感じます。
ですので、ミスジャッジは昔からある。
しかしそれを許さない世の中になったので、今回の問題は必要以上に大きな反響になったのではないかと思います。
ただ一つ今回の審判員について、1回目の判断はそう見えたんだから仕方ないと思います。
しかし2回目は明らかに審判の方が感情的になっていたように見えます。
1回目で抗議に来られたのが気に入らなかったのかもしれませんが、あれはやりすぎです。
しかもゲームの流れの中でもあの場面は重要でした。
小窪選手の当たりはボテボテでしたが、必死に走りなりふり構わないヘッドスライディングまでして闘志を見せました。
正確に判定してもセーフですし、昔ながらのショービジネス的にしてもセーフにしたい場面です。
あそこが内野安打になって2アウトからチャンスを広げ次のバッターというプロ野球の試合としては終盤の最高の場面です。
一人の感情的になった審判のミスジャッジにより台無しになりました。
あれがセーフになればカープが勝っていたかどうかはわかりません。横浜の今永は最高の投球をしていたのでなかなか難しかったとは思います。
まぁ終わったことは仕方ないので、山路審判員は再度この試合をよくモニターで見返してもらって、その時どうすべきだったかを再考してほしいものです。嫌だとは思いますが。
このミスジャッジに伴い、MLBのようなチャレンジ制度の投入も巷では取りざたされています。
現行のNPBビデオ判定では本塁とホームラン限定ですが、それを拡大した方がいいという意見が大半です。
私も拡大に賛成です。しかし回数限定は必要です。
本塁以外に必要な理由とは、それはゲームの流れにあります。
アウト、セーフの判定はホームだけが重要ではないということです。
今回の小窪選手のように、これがセーフになればチャンスが広がる、それもビハインドの場面でという超重要な判断が1塁ベース上で起きました。
点数が入る入らないは神のみぞ知りますが、そういう流れを作るプレーがどのベース上でも起こります。
もちろんチャレンジするにはリスクも明確にしないとなんでもかんでもアウト、セーフでもめて試合が進まないことは避けなければなりません。
何れにしても、時代が変わったことを念頭に置いて、プロ野球も変わって言ってほしいと願います。




