お金と人生のコンサルタント壁巣です。
今回は米ドル(とか外貨預金全般)と外貨建て保険、FXについて話したいと思います。
◎米ドル(外貨)預金のメリット
円建ての預金をするよりも外貨建て預金がいい理由は金利です。
2018年8月現在、日本の普通預金の金利が0.001%なのに対して、外貨預金(米ドル)は0.350%。いずれもみずほ銀行
つまり350倍の金利差!!
あー、だから米ドルいいのね!ってならないでくださいね
金利差以外にもお金の価値は変動します。毎日ニュースで見てる人もいるかもしれませんが、1ドル=○円と毎日変動していますよね。
米ドル預金をしていて、円安になったらドルの価値が上がったということなので資産価値が上がったということになりますが、円高になった場合には資産価値は下がることになります。
じゃあ、この円の価値、ドルの価値ってなんでしょう?
1ドルでどんなモノが買えるか、100円でどんなモノが買えるかがお金の価値です。
概ね日本もアメリカもインフレです。だからお金の価値としては円を持っていてもドルを持っていてもドンドン下がっていくのですが
これをカバーしてくれるのが金利なんです。
が!!
アメリカのインフレ率は2018年6月の発表では年率換算で2.54%。冒頭で米ドル預金の金利は0.350%と書きましたよね。
インフレ率が運用利回り(この場合は米ドル普通預金の利率)を上回っているということは預けている期間が長ければ長いほど資産が目減りしていっている状態です。2.54-0.350=2.19%、毎年2.19%目減りしていっているということです。
今100万ドルのものを米ドル普通預金で預けて10年後に買おうとするには、124.08万ドル必要になります。
貯金なんかしてないで今すぐ買ったほうがいい!
対して日本のインフレ率は同じ2018年6月期で1.12%、普通預金の利率が0.001%なので、
今100万円のものを10年後に買おうとするには111.7万円銀行に預けることが必要になります。
インフレ率や利息が今のママと仮定したら米ドルで預金するより日本円で持っていたほうが得なんです。
だから米ドル預金や米ドル保険はどうしてそれをオススメするのかしっかり確認しましょう!
※円は対米ドルで円安傾向になると予想している専門家が多いです。円安になると米ドル預金や保険はトク!でもなぜ円安になるか明確に説明している方はほとんどいません。
FXは基本的には米ドル預金と同じ仕組みですが、レバレッジ(信用取引)を聞かせて自分の持っているお金の25倍とかの取引ができるので、リスクを抑えるために短期での取引をしている人が大多数。短期の取引は金や仮想通貨と同じように勝ち負けのゲームであって資産運用ではありません。スリルを味わいたい人にはオススメですよ!
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