よりそい猫の情報館 青柳卓の闘病記

よりそい猫の情報館 青柳卓の闘病記

「よりそい猫の情報館」サイト制作者が、十数年に渡ってうつと共存してきた様子を、回顧録としてお伝えするブログです。

利用してきた施設や社会制度にも触れながら、今うつで悩まれている方の生きていく上でのヒントとなれば、と思っています。

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こんばんはニコ

『よりそい猫の情報館 ~うつと共存する~』

サイト制作者の青柳卓ですガーンあせる

 

 

前回のブログでは、

うつ病になるとこんな感じになるよ

というものを書かせていただきましたニコ

 

こちらが参考になりますおいで

 

 

 

今日は、

慌てて復職するとどうなるか…

書きたいと思います鉛筆鉛筆鉛筆

 

  • 仕事に行けないことに恐怖を覚えたことはありますか?

うつで休職したのは、

以前のブログでも書きましたが、

僕が31歳の時、

県職員2年目の5月の時でしたキョロキョロ

 

そして、

復職したのが同年8月晴れ

 

つまり、

3か月間の休養でした時計

 

皆さんにとって長いと感じるでしょうか、

短いと感じるでしょうかキョロキョロ

 

休みなんて

あるだけ欲しい、

3年ぐらい休みたいニヤニヤ

 

そうですよねニコニコ

 

僕もうつになる前までは、

そう思ってましたニコニコドキドキ

 

前職では

毎日終電近くまで働いてましたし、

余計ですハート

 

8月の時点の体調はと言いますと、

まず夜は睡眠導入剤を4錠近く飲まないと、

寝れませんショボーン

 

正確には、

飲んでもすぐには寝れませんショボーン

 

22時に寝たとすると、

2時くらいまで眠りにつけず、

4時に目が覚めるとそのまま眠れない、

そのような状態が3か月間続いていましたゲロー

 

毎日ですニコ

 

毎日ニコ

 

前回のブログで、

うつ病というのは、

脳と体が極限まで疲れている状態

だとお伝えしました流れ星

 

1日2時間ほどしか寝れず、

寝付けないというストレスに毎日晒されると、

毎日徹夜明けのような状態になり、

人間考える気力を失いますくまクッキーリボン

 

元々脳が疲れていますから、

どんどん悪循環に陥ってしまうわけですガーン

 

その循環を元に戻すには、

薬に頼る他ありません薬

 

間違っても、

うつ症状が重い時には、

認知行動療法などの心理療法に

頼ろうとしないでくださいナイフ

 

カウンセリングに留めておきましょうおばけ

 

8月の僕の状態というのは、

アキレス腱を断裂したアスリートが、

リハビリを始めたくらいの状態だったと思いますドクロ

 

そのような状態で、

試合に出れるはずはないのですが、

僕は自ら

「試合に出してくれ(職場復帰させてくれ)」

とお願いしたわけです恐竜くん

 

先に言っておきますと、

勤めていた職場には

療養休暇制度(略して療休

というものがありまして、

180日間は

給料が100%保証されていました。

 

とても恵まれていたと思います口笛

 

3ヶ月間だと、

約90日、

つまり半分ですびっくり

 

僕は焦りました滝汗

 

180日間を過ぎたら、

給料は80%となってしまい、

当時一人暮らしをしていた僕には

とても生活できないからです札束爆弾

 

なので、

無理にでも復帰しました爆笑

 

あと、

これは分かる人には分かると思うのですが、

人間3ヶ月も仕事から離れると、

不思議なもので、

何としてでも仕事をしたいと思うようになりますニコニコ手裏剣

 

やることがなくて暇だということも

あるかもしれませんが、

社会から見放された感覚になることに、

恐怖を覚えたからです。

 

休めば休むほど、

職場に戻った時に気まずくなります滝汗

 

どう思われているか分からないところ

自分のことなど忘れられてるのではないか

と思うところに戻るのは、

それはそれで相当のストレスですえーん

 

孤独というのは、

それだけで不安を掻き立てられるんです雪

 

さて、

いよいよ職場復帰しましたが、

とにかくやることがありませんお願い

 

そして、

半強制的に有給を使う形で、

午前だけで帰らされていましたびっくり

 

それは、

無理をさせられないという、

職場の気遣いだったと思いますキョロキョロ

 

しかし、

僕はこう感じたのです恐竜くん

 

役立たずだと

思われているのではないか

と。

 

前のブログで、

うつ病の特徴②として、

自分を迷惑ばかりかけるダメな人間と思う

というものを紹介しましたが、

正にそれです100点

 

決してそんなことはないんですキョロキョロあせる

 

誰もそのようには思っていませんうさぎクッキー

 

だけど、

うつになると、

自動的にそう感じてしまうのですお願い

 

なので、

仕事がないことが、

かなりのストレスとなりましたナイフ

 

2週間は、

午前中の3時間半、

本をひたすら読んでいました本

 

体が言うことをきかず、

急に休むこともあり、

なかなか面接

(療育手帳の判定など)

の予約を入れられない状況が続きました黒猫

 

面接の予約は、

大体1か月前に入りますキョロキョロ

 

なので、

少なくとも1か月間はケースを持てない

ということが決まっていた状況でしたショボーン

 

正直、

しんどかったです汗

 

本当に役立たずだな、

死んだ方がマシだな、

自分いらないな…

と毎日思うようになり、

結局また体調を崩し、

9月には再び休職に入りましたもぐもぐ

 

これは、

うつ病で休職した人が復職した

職場の方に伝えたいことなのですが、

何でも良いので、

その人に

仕事を与えてあげてくださいショボーン

 

役に立てていると感じることが、

最良の薬になります薬薬薬

 

自分はここにいてもいいんだ、

必要とされているんだ…

そう感じることができなければ、

すぐにまた休職してしまいますえーん

 

少しきつめに言うならば、

うつがぶり返す原因の9割は、

職場にあると思っていますビル

 

面接で

「一度うつになった人は、

またすぐぶり返すから、

雇いたくないんだよね。」

と言われたことがあるのですが、

バカなの?

と言い返したいところですプンプン

 

少し違う話にはなりますが、

離職率が高いのは、

仕事が定着しない人ばかりが

集まるからですか?

 

違うと思うのですうさぎクッキー

 

9月に再度休職してから、

僕がその職場に復帰することはありませんでしたガーン

 

次回は、

県職員を辞めるに至った経緯を

お伝えしたいと思いますくまクッキー

 

『よりそい猫の情報館 ~うつと共存する~』

制作者

青柳卓

 

 

 

 

メール : yorisoicat@gmail.com

twitter:https://twitter.com/yorisoicat