夏休み特別企画。よりぬき日記その９

こんばんは。

どうしたんですかね。突然寒いです。

寒いですが、まだ夏休みな人もいるでしょうから今日もよりぬいておきます。

堀北真希ちゃんが結婚されるらしいので、こちらの日記をよりぬきます。

2015映画44本目『恋する日曜日 私。恋した』

2015年06月08日09:36

堀北真希ちゃん主演映画です。 

「恋する日曜日」というのは、ＢＳで放送されていたいろんな女優さんが主演してるドラマシリーズのタイトルらしく、今回はその映画版ということのようです。特に映画の内容に日曜日感はありません。 

カメラのこととか撮影技術の知識とか全くないんですけど、画面をパッと観て「あ、面白そう」って思う映画ってあるんですよね。それがどういうものなのかはうまく説明できないんですけど。逆に画面観ただけで「つまらなそう」と思うこともありまして。 

で、今回の映画、最初のシーンでいきなり「あ、面白そう！」の空気が漂ったんです。ただ、次のシーンでまさかの「つまらなそう」感。こんなことは初めてです。だいたいはじめのシーンが面白そうならずっと面白そうな画面のハズなんです。実際面白いかどうかは別として。 

なのに、この映画は最初面白そうだったのに、いきなりつまらなそう。その後も面白そうとつまらなそうを行ったり来たり。何が違うのか分からないんですけど、カットによって面白そうなときとつまらなそうなときがある不思議な映画でした。 

お話は余命わずかな堀北さんが田舎に帰る話でして、正直余命云々は無くても良かった気がします。もうすぐ死ぬ感じのシーンや演出もあまり無いから、観ていてそういう気持ちになりません。だったらいっそその設定無くしてくれた方が素直に観られます。余命わずかとか人が死ぬ話は、それだけでちょっと卑怯な感じしちゃいますからね。 

ラストのバスのシーンは良かったです。ただあれだけクネクネガタガタと向きも変わるバスで長回しだと、カメラマンやスタッフ影が映るんじゃないかと余計なこと考えて堀北さんの演説に集中出来なくなります。 

あ、あと、全体的に抑えた自然な演技でやるタイプの映画なんですけど、そういうのは役者の力がすごい必要だと思うんですよね。 

今回のは、堀北さん自然な演技をしてるんですけど、気になるシーンもありまして。お弁当食べてるとき、風が強くてゴミが飛ばされるんですよ。それを堀北さんスルーしちゃうんですよね。そこは普通なんらかの反応するでしょ。そういうのがうまく対処出来てる映画を観ると「え？今の風もわざとなの？どこまで台本なの？」って楽しくなるんですよね。 

堀北さんにそこまでの技量がないなら、ちゃんとスタッフが風で飛ばないようにして、もう一度撮り直してあげて欲しかったです。 

『恋する日曜日 私。恋した』(10点満点中４点)

～完～

ちなみに今年は今のところ６１本の映画を借りて観て例のごとくランキング付けしていますが、現時点での暫定１位は桐谷美玲さん主演の『女子ーズ』です。