気が付くと2012年も、もう師走

皆さま、今年もお世話になりました


このブログも約一か月ぶりの更新で、ほぼ月刊化しておりますが、

もともと月刊誌出身なので、、ご海容を乞いたく存じます……


というわけで、12月といえば「ニュル展」です


当研究所の筆頭研究員である、クラゴンをはじめ、カートレース時代のチームメイトで虚無僧会会長の挙匠、そしておなじく虚無僧会のO滝さんといった、ゆかいな仲間たちによる、入魂の作品が展示されております


えっ、ニュル展ってナニかって?


その、ドイツにニュルブルクリンクってサーキットががありまして………………

まあ、詳しく語るのは野暮というものでしょう


クルマが好きだ、モーターレーシングが好きだ、という人で、なんかピンときて、なんか呼ばれているような気がしたら、ふらふらと訪ねてきてください


銀座1丁目で、12月20~23日まで開催中

(入場は、無料と太っ腹)


詳しくは、

http://kuragon.net/Nur-ten-2012.html

ご参照ください


ワタシも最終日のお昼頃、出没する予定です

よかったら、現地でお会いしましょう




あ、そうそう大事なことを忘れていました

ニュルといえば、こちらのWeb(http://www.ultimatebody.jp/index.html )で、

「2012年ニュルブルクリンクレースを語る」の鼎談もスタートしています


「ニュル展」を、よりディープに味わうためにも(?)、読んでもらえるとうれしいです!?

我が家のカワイイ、NAロードスター

平成元年式のお達車クラブの会員なんですが、またまた車検の時期を迎えました


だましだまし使っている部分がたくさんあるので、車検はある意味怖いのですが、

今回はフロント(右)のハブベアリングを交換しました


ハブベアリングの点検というと、リフトアップしてタイヤをゆすって、ガタの有無をチェックというのが一般的だが、ウチのロードスターは、ガタはない!?


しかし、80km/hを超えると右フロント付近からノイズが出て、

左コーナーだとそのノイズが大きくなり、右コーナーだとノイズが消える


となれば、これはハブベアリングが逝ったとしか思えない……


NAロードスターのFハブなんて、部品代は約2万円

一体式だから、DIYでも交換できるな

と思っていたけど、センターナットのサイズは29ミリ

ワタシの工具箱に、29ミリのソケットなんてありゃしない

オマケに年式が年式なので、固着している可能性も大なので、今回は信用できるプロにお願いしました


ココ → http://www.swiftwing.jp/index.html



四輪書「The Book of Four Rings(Wheels)」

そしてコヤツが24年間転がり続けてくれた、ハブベアリング

中心から疲労という名の(元)グリースがご挨拶しているのがわかるでしょうか?


これじゃ、ゴロゴロするわけですな


交換したら、異音も消えて気持ちいい回転になりました


というわけで、ハブベアリングのチェックは、ガタだけでなく、異音も点検項目に入れておきましょう


ある本を読んでいたら、非常に薀蓄のある一文を見つけた


曰く、

『「恋愛経験豊富」な人間というのは、「競馬で負け続け」たり、「株ですり続けた」人間と同類の、「恋愛で失敗し続けた」人間のこと』

と……


逆に『「恋愛の成功者」とは、初恋の相手と結婚して愛し合って生涯を終えた人』と書かれていた


ほほぉ~、これはクルマ選びにも当てはまるのではなかろうか


つまり、いろいろなクルマをコロコロ買い換え続ける人物は、クルマ選びのセンスがない、ということだ


世の中には、「オレはこれまで何台の車を乗り継いできた!」といって、車歴を自慢する御仁がいるが、乗ってすぐ飽きたり、不満が出るというのは、要するにクルマを見抜く力がないということ


「買わなきゃわからないことだってあるんだ」と反論も当然あるだろう

まったくその通りなので、そのこと自体は否定しない

しかし、買わなきゃわからないのは、非常に細かいところの使い勝手であったり、数年後、数万キロ後のヤレやくたびれ、トラブルぐらいなもので、かなりの素性はディメンションやスペックからも想像できるし、きちんと試乗すれば、本質的な情報はすぐに得られる


プロ・アマを問わず、クルマの目利きを自称する以上、「買わなきゃわからん」は、言い訳にならないと思うのだがいかがだろう?


「自分の金で、どんなクルマを買おうと勝手じゃないか」

それはごもっとも

でも短いスパンで、次から次へクルマを買い替えるのは、「恋愛経験豊富」な人間と同じで、「クルマ選びに失敗し続けた」人間だと自覚するべきだとだけ申しておく


「だって、世の中には魅力的なクルマが多すぎて、目移りする」というのなら、どんどんクルマを買い足していけばいいのです


幸い、人間と違って、クルマなら何台同時に愛しても、倫理上は問題ないので、経済的事情が許すなら、クルマは買い足しが可能なのですから


金銭的な理由で、理想のクルマが買えないときは、とりあえず手の届く範囲で妥協する

そして経済的に余裕ができたら、ワンクラス上のクルマを買い足す

これがオトコのクルマ道の王道です


ちなみに、前記の薀蓄ある書物には、「恋愛の本質は失敗することにある」とも書かれていた……


そして当然のことながら、ワタシ自身も「恋愛の成功者ではない」……