ピパーチさんが、細粒分含有率と液状化を
疑問に感じておられたので、ちょっとだけまとめてみました。
まずは、言葉の意味から噛み砕く
細粒分(細粒土)=粘土
間隙=水+空気
透水性=水はけ
砂質土は
土の透水係数が大きくなれば、土中の水は流れやすくなる
粘性土は、
土の粘着力が大きく、土中の水は荷重で間隙水が徐々に絞り出される
資料より
土は含水の状態により、液状、塑性状、半固体の状態を呈する。
液状と塑性状の境界の含水比を、液状限界といい、
含水比が、この限界より大きい土はちょっとした外乱で液状になる
液状化が起こりやすい条件
地下水位面下の飽和砂質土で、
細粒土含有率(粘土を含む率)が低く、
比較的均一な粒径の砂
N値が小さい(概ね15以下)
大きな地震動
地表面から20m程度以内の深さの沖積層で、
粒径土含有率が、35%以下の土層
もう時間も遅いので、ここまで