https://news.livedoor.com/article/detail/17110084/

 

羽鳥慎一のモーニングショーに生出演致しました。

 

協会としての意見を、お話ししなければ、と思っていたことから、何件かのテレビ出演のオファーをお断り致しまして、すいませんでした。

 

しかし、江畑選手が、大きなリスクを犯しながら、必死に改善を訴える姿を見て、協会としてなのか、選手の先輩としてなのか、自分の中でもよくわからない立場でしたが、私も、勇気を持って、ありのままを発言しようと出演させていただきました。

 

江畑選手は自分自身の言葉で、仲間や後輩たちが同じ思いをしないように、現状を必死で訴えました。

 

みんなのリスクを1人で背負ってくれています。

 

悪いのはそのような現状を作ってしまった協会です。

 

思えば、私の選手時代から、何も変わってないかもしれません。

 

2015年から理事として協会の運営に携わりながら、後輩たちに同じ思いをさせてしまっていること、本当に申し訳なく、江畑選手がここまでやってくれたのだから、自分も理事会で必死で頑張らないといけないと思いました。

 

そして、テレビ出演するなら、生放送が良いかと思い、モーニングショーのオファーをお受けし、50分に渡って、放送していただきました。

 

あとで、「生にでるんですか!?」と言われたり、生放送の方が大変なことを知りましたが。

 

しかし、長島一茂さん、吉永みち子さん、小林信也さんたちが、私より熱く、コメントしてくださり、50分はあっという間で、フリップの最後のところはひらけなかったくらいでした。

 

特に、一茂さんが、最初に、「いろいろ言いにくいことはあるけど、選手のために言わないとだめだよ!」って、言ってくださり、そこから、ほんとに、「選手が組織の問題で矢面に立たされてはだめだ」と我に返って、ありのままを話そうとしました。

 

言いたいことがちゃんと言えてるのかわからなかったけれど、羽鳥さんや、コメンテーターさんたちに助けられて、なんとか、話すことができました。

 

私は、協会の立場として、選手を養護するコメントをしようと考えていましたが、フリップがすでに、

【会長の「独裁」】とありました。

 

その中に、私が、独裁と感じていた、6月の総会で否決された2人の理事のうち、1人を、荒技で、復活させたことについて、【岡本依子が感じた会長の独裁】、といことで、フリップをすでに作っていただいていました。

 

選手に負担をかけたくないから、と、急に出演を決めましたから、夜中にやりとりがあり、私が、朝、フリップを確認し、寝ぼけていたのか、本番で、初めて、「テーマ、そうなんや。」と気づきました。

 

生放送やから、自分の言いたいように言えるし、一部を抜粋されて、強調されることもないから、と考えていましたが、フリップを作っていたら、話の流れはそうなりますよね!

 

私は、協会の合宿に選手が参加しないことと、会長の独裁は、ダイレクトには結びつかないし、「わ、フリップって、めっちゃ、大切なんや。」と、焦りましたけど、一茂さんに言われたように、理事会のことも、現状を訴えれば、世論が動いて、上部団体も動いてくれて、選手の環境も改善されるかもしれない、と思い、質問されることに対し、答えられることは、お答えしました。

 

上部団体をわずらわせることなく、自分たちで頑張りたいのですが、理事会に意見を申し上げても、賛成していただくことができません。

 

オリンピアンである私が理事で居る理由はひとつだけ、アスリートの望む組織にすることです。

 

そういうと、アスリートのわがままがまかり通る組織みたいにイメージされますでしょうか?

 

そう思う人は、アスリートは人格のレベルが低いと思いこんでる人だと思いませんか?

 

私は、理事会で理事じゃない人に恫喝され、また、多分、その人が代筆した会長名の怖い文書を理事会メールでいただいております。

 

正直、恐怖しかないです。

 

何されるんやろう。

 

弁護士さんに相談しているから、大丈夫ですけど、選手をどうするか、ということが関心事じゃなく、協会にたてつく人をやっつけて、みせしめにしようとするような理事会、ほんとに、いやになります。

 

でも、江畑選手も大変なリスクの中、声をあげてくれたから、私も、頑張る力がもらえました。

 

本来は、逆でないといけなかったと思います。

 

選手に出させてしまって、本当に、申し訳ないです。

 

今回の合宿不参加の理由のひとつに、アスリート委員会から、選手たちが一生懸命考えて、「強化計画に対しての意見書」をあげてきたのにたいし、「強化を刷新してから、回答する」と協会から回答していたにもかかわらず、回答のないまま、合宿のお知らせが送られ、しかも、強化委員会が刷新されなかったことに対して、溝が深まってるというのがあると思います。

 

私も、会長が「強化委員会を刷新する」と言っていたけど、刷新されたと思えなかったので、反対しましたが、3人しか反対がおらず、止めることができませんでした。

 

しかし、今回、合宿を2名で行うと強化委員会が言って、(いつ決まったか、理事会は知らない)開催されるけど、スケジュールや、内容なども、お知らせがなく、自己負担金も、22日からの合宿に、今日、2名にようやく知らされました。まだ、集合時間も決まってないそうです。

 

これは、今に始まったことではなく、2年前くらいから、ずっと、そうです。

 

ポイントの大きいランキング上位の選手だけが参加する資格がもらえるグランプリへのエントリーミスもありました。

 

そこから、何も変わっていないのだから、私たちの体制は、能力がありませんから、諦めた方がいいと思いました。。。

 

選手が置き去りにされているということを全く理解していません。

 

もはや、強化の刷新というより、私たち、理事、全員、刷新されるべきだと思いました。

 

会長名の怖い文書によると、10月8日の理事会で、私の報告書について議題にあがるようですし、頑張ろうと思います。

 

会長は、意見を言うことに関しては、そんなに、黙らせたりする人ではありませんし、その理事じゃない人がなぜか、理事会に出席し、私の報告書についての担当になるのかな?と想像しています。

 

アスリートをファーストにするための理事会ではなく、アスリートファーストの定義について、見解があってるか、間違ってるか、話し合う理事会なんて、ほんとに、時間の無駄だと思います。

 

私が理事を辞めない理由は、アスリートの意見を言うためですが、もう1人のオリンピアン、高橋美穂理事が、協会をアスリートファーストにしようと、1人でも、立ち向かっているからです。

 

怖い文書で、理事を辞めたくなるのは、怖いからじゃなくて、選手のためになにかできる時間を奪われているように感じて、むなしくなるからです。

 

私がバカだから、こんなことになるんだろうな、とか、ネガティブになりそうにもなります。

 

少数派というものはとてもしんどいですが、江畑選手を見習って、テコンドーの組織を変えるために頑張ります!